長時間使用する中で、プロジェクターの色バランスには少しずつズレが発生します。それを補正するのが「オートキャリブレーション」機能です。本体に内蔵されたカラーセンサーが投射光を解析し、初期状態からの色バランスのズレを判定。本体メニュー画面から「オートキャリブレーション」→「調整」を選択するだけで、ホワイトバランスなどカラーマネジメントを補正します。別売の光学センサーやパソコンなどは不要なため、手間なく簡単に高品位な4K映像をご堪能いただけます。また、「プリチェック」機能により色のズレ度合を数値で確認できるため、キャリブレーションが必要な状態かを確認することもかんたんです。
■シネマ フィルム1:最高画質といわれるマスターポジフィルム(ダイナミックレンジの広い、透明感のある画質)を再現する画質設定です。
■シネマ フィルム2:HDRコンテンツに最適で、最もダイナミックレンジが広く、色彩が豊かな画質設定です。
■リファレンス:コンテンツのもつ画質そのものを忠実に再現したい場合や、調整のない素直な画質を楽しむのに適した画質設定です。
■TV:テレビ番組やスポーツ、コンサートなどのビデオ映像に適した画質設定です。
■フォト:デジタルカメラなどの静止画に適した画質設定です。
■ゲーム:ゲーム用にメリハリのある色再現や応答性に優れた画質設定です。
■ブライトシネマ:リビングルームなどの明るい環境で、映画を見るのに適した画質設定です。
■ブライトTV:リビングルームなどの明るい環境で、テレビ番組やスポーツ、コンサートなどのビデオ映像を見るのに適した画質設定です。
■ユーザー:お好みに合わせた画質に調整、設定し、保存できます。お買い上げ時は「リファレンス」と同じ設定になっています。
従来の3管式プロジェクターの画質調整機能を継承。より高度な画質チューニングを可能にする11種類(10種類+OFF)のガンマモードを搭載しました。これにより、映像コンテンツや部屋の視聴環境に合わせて、画質をきめ細かくつくりこめます。
■ガンマ1.8-2.6:映像の明るさが「明⇔暗」で定量的に変化していきます。
■ガンマ7:フィルムのガンマカーブに準じた設定になっています。
■ガンマ8:メリハリのある画質になります。リビングルームなどの少し明るめの環境でご覧になる場合に選択してください。
■ガンマ9:「ガンマ8」をより明るくした画質になります。
■ガンマ10:メリハリのある画質になります。リビングルームなどの少し明るめの環境でTV番組などをご覧になる場合に選択してください。
■切:ガンマ補正を行いません。
4K放送に対応するためのHDCP2.2対応端子(*)を含め、HDMI入力端子を2系統装備。4Kメディアプレーヤー「FMP-X7」(別売)を接続すれば4K放送や4K配信など、さまざまな4Kコンテンツが楽しめます。
* HDCP2.2の対応端子は「HDMI2」入力です
レンズ周囲のゴールドの造形、前面の鏡面仕上げなど、VPL-VW1100ESの高品位なデザインエッセンスを受け継ぎながら、容積を約33%削減(*)。光学エンジンのレイアウトを最適化することで、光の利用効率悪化による画質低下を招くことなく、屈曲光学系採用によるコンパクト化を実現しました。また、内部の空気を逃がす排気口を前面に配置し背面は吸気口のみとすることで、壁に近い位置での設置が可能。さらに、ランプ交換口をボディ天面に配置することで天吊り状態でのランプ交換も可能にするなど、設置性・メンテナンス性に配慮した筐体設計となっています。
* VPL-VW1100ESとの比較
2.06倍の電動ズームを搭載し、部屋のスペースに応じて投写距離をフレキシブルに調整できます。また、レンズシフトにより本体の設置場所はそのまま、投写画面を上下左右に移動できます。
■垂直方向(上)85%/(下)80%:スクリーンの高さの85%をスクリーンセンターから上に、80%をスクリーンセンターから下に動かすことが可能。
■水平方向31%:スクリーンの幅の31%をスクリーンセンターから左右に動かすことが可能。
多くの映画は、シネマスコープ比(2.35:1)でフィルム化されています。映画館と同じような臨場感を味わうなら、シネマスコープサイズでの視聴が最適といえます。しかし、シネマスコープサイズのスクリーンをお持ちでも、プロジェクターの映像をシネマスコープ比で投影するには、高価なアナモフィックレンズを使用したり、レンズ・ズーム・シフトを使ってサイズや位置を毎回調整する必要がありました。VPL-VW515では「ピクチャーポジション」を搭載し、シネマスコープサイズをかんたんに設定して記憶させることが可能です(*)。さらに、通常の16:9やビスタサイズなど、最大5つの画面サイズをメモリーでき、リモコンですぐに呼びだせます。
* シネマスコープサイズスクリーンが必要になります
画像処理で発生する映像遅延を短縮することで、ストレスのない快適なゲーム体験を実現。シビアなタイミングが要求されるゲームであっても、プレイヤーの意図をダイレクトにプレイに反映することが可能です。
* 画質設定のエキスパート設定内、遅延低減モード「入」時
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