ZXシリーズ共通のデザインコンセプト「高音質を構成するための必然の形」のもとに、音楽専用端末としての本質と独自性を表現したデザインです。例えば、両サイドが丸みを帯びたフォルム、堅牢さを増したヘッドホンジャック部、多数の大型パーツを格納するための背面のふくらみ。それらすべては、さらなる進化を遂げたZX2の高音質を妥協なく構成するための質実な理由によって成り立っています。
本体側面に丸いふくらみを持たせた円形断面の切削アルミフレームは、アルミを肉厚にすることで剛性を高め、安定した高音質を実現するための形状です。同時に、手にしたときのフィット感にも優れています。
隆起した背面下部は、高音質をつくりだすための電気部品を内包するアンプブロックです。このふくらみは手にしたときの指掛かりにもなり、持ちやすさにも寄与。さらに背面をラバーグリップにすることで、手になじむ素材感も持っています。また、目を引く金色のW.ロゴは、金メッキを施した銅板のイメージをフィーチャーしたものです。
電源部からヘッドホンジャックへ電気を減衰なく伝えるために、太いOFCケーブルを4本採用。アルミから切削された円筒と真ちゅう切削パーツで、ヘッドホンジャックとOFCケーブルをミニマムの径で包みこみ、強固に固定しています。
ポケットやバッグの中での操作を考慮し、押しやすい大胆なサイズのハードウェアボタンを側面に搭載。ボタンを筐体に沈ませることで指掛かりを作り、本体を見なくても迷わず快適に操作できます。また、アルミ切削加工とレーザー刻印により、緻密で高品位な質感を実現しました。
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