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メディアブロック LMT-300 販売終了

メディアブロック  LMT-300

主な特長

DCP(Digital Cinema Package)のインジェスト・再生

DCIの上映フォーマットであるDCP(Digital Cinema Package)のインジェスト/再生が可能で、3Dにも対応しています。DCPの再生中にインジェストすることも可能です。メディアブロック内で、 DCPのMXF(Material Exchange Format)ファイルの展開、米国標準暗号方式であるAESの暗号解除を実現し、映像、音声、字幕を出力します。

<映像>

JPEG2000に圧縮された映像データをデコードします。解像度は4K及び2Kに対応しています。ビスタ/シネマスコープのアスペクト比を自動認識し、画像のない部分に黒帯を生成させ、4096×2160あるいは2048×1080のフルサイズとして高画質な映像信号をプロジェクターへ出力します。

<音声>

DCPに含まれているWAVオーディオデータを、AES/EBUデジタルオーディオへ変換し、外部の音響システムへ出力します。映像データとのリップシンク(同調)を取るため、ディレイ(遅延処理)を設定することも可能です。

<字幕>

DCPに含まれているXMLあるいはPNG形式の字幕データを元に、メディアブロック内で、字幕を生成し、映像にオーバーレイ(多重化)してプロジェクターへ出力します。

HDDストレージを内蔵

約1TBの容量のHDDストレージを内蔵しています。放送業界で実績のある信頼性の高いRAID構成を採用しており、安定した上映を実現しています。

スクリーンマネジメントシステム(SMS)内蔵

スクリーンマネジメントシステムを内蔵し、タッチパネルからの簡易操作で、デジタルシネマ上映のオペレーションをサポートします。『SRX- R220』『LMT-200』を中心に構成されるシステムと比較して、シンプルな構成とすることでシステムの安定性を確保しています。

<主な機能>
  • DCPのインジェスト・管理
  • KDMのインジェスト・管理
  • コンテンツ情報表示
  • Show Play List (SPL)の作成・管理
  • スケジュール上映の作成・管理
  • マニュアル再生操作
  • 機器の状態監視
  • CSS(Cavity Security System)の状態監視/イニシャライズ
  • GPIOによる外部オートメーションシステムとのインターフェース設定
  • プロジェクターの操作
  • 防塵フィルター交換時間表示

システム構成例

シアターマネジメントシステム
(Theater Management System, TMS) 対応

ソニー製のシアターマネジメントシステム(Theater Management System, TMS)との接続に対応しています。

*シアターマネジメントシステム(TMS)は、映画館で複数のデジタルシネマ上映システムをネットワークで接続し、効率的な運用を可能にするアプリケーションソフトウェアです。

主な仕様

一般
映像
圧縮フォーマット JPEG2000
ビットレート(J2K) 250 Mbps(最大)
解像度 4096 x 2160 画素 もしくは2048 x 1080画素
音声
チャンネル 16チャンネル(最大)
デジタルオーディオフォーマット Linear PCM(24 bits 48kHz/96kHz)
字幕
フォーマット XML Timed-Text または PNG, SMPTE-428,429(将来対応)
安全規格
FIPS / SPB FIPS 140-2 / SPB Type1
HDD
アレイ構成 データドライブ: 4
データ補正用ドライブ: 2
スペアドライブ: 1
記録容量 HDD 1基あたりの記録容量 (250 GB)× 4基 = 1TB
※システム情報を記録する領域(システム領域)を含む。実際にデータの記録に使用可能な容量は、1TBからシステム領域を除いた値となる
その他
消費電流 3.9 〜 1.7 A
電源 AC 100 〜 240 V, 50/60 Hz
動作温度 5〜35℃
保存温度 −20〜+60℃
動作湿度 35〜85% (結露なきこと)
外形寸法(幅×高さ×奥行き) 443x 131x 580mm(突起含まず)
質量 約25kg
インターフェース
映像/音声出力
PROJECTOR OUTPUT A/B 端子 MDR 68ピン x 2
AUDIO OUTPUT 1 端子 D-sub 25 ピン(凹)、unbalanced
AUDIO OUTPUT 2 端子 D-sub 25 ピン(凹)、AES/EBU、balanced
制御系入出力
ネットワーク CTRL-IN, DATA IN(RJ-45,1000BASE-T), PROJECTOR CTRL(RJ-45,100BASE-T)
SPARE 3 (RJ-45)
シリアル CSS HD D-sub 15ピン x 1
VGA 1 HD D-sub 15ピン x 1
UPS CTRL D-sub 9ピン x1
AUDIO CTRL D-sub 9ピン x1(将来対応)
ステータスライト 特殊8ピン x 1(信号用)
特殊10ピン x1(電源供給用)
GPIO GPIO ボードx 3 (GPO:1 〜16 / GPI:1 〜 8)
その他
安全規格 [UL:60950 -1,CSA C22.2 No.60950.1], [FCC/IC EMC Class A Digital Device], [VCCI Class A], [EN60950-1],[EN50371], [EN55022 / Class A], [EN55024 (ITE)], [EN61000-3-2], [61000-3-3], [IEC60950-1],
[AS/NZS CISPR22(EN55022) Class A], [IEC60950-1], [JIS C 61000-3-2]
付属品 プラグホルダー x1
端子台ソケット10ピン x 1
ねじ x4
取扱説明書 x 1
設置説明書 x 1

※メディアブロックは、デジタルシネマ上映システムとしてのシステム販売のみとなります。システムの金額、構成などについては、営業担当者へお問い合わせください。その他のアプリケーションには、データプロジェクター 「4K“SXRD”モデル」をご提案しております。

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