まるで印刷物のように文字や図をくっきり表示できる電子ペーパーを採用。液晶ディスプレイのようにバックライトがないので眼にやさしく、長時間読んでも疲れにくいことや、屋外で反射を気にせず読めるのも電子ペーパーの特長です。また、使い慣れたA4サイズのPDF文書をほぼ原寸表示でき、ストレスなく文書を読み進めることができます。拡大して読みたいポイントは簡単な操作で瞬時に拡大表示も行えます。
解像度とコントラストがさらに向上したフレキシブル電子ペーパーディスプレイを搭載。表示が見やすく、字体が美しく滑らか。小さな文字まで、はっきりと読み取れます。
パネルとペンに適度な摩擦がなければ、ペンが滑って字が上手く書けません。そこで、独自開発の薄型ノンスリップパネルを採用。新開発したスタイラスペンの芯との組み合わせで紙のような書き味を実現しています。芯はフェルト素材(鉛筆風)と樹脂素材(ボールペン風)の2つから選べます。
ペン先と描画位置のズレが少なく、ペンの動きに対する遅延も少ないため、違和感なく手書きできます。
新採用の静電容量方式タッチパネルシステムと、充電式アクティブスタイラスペンとの組み合わせにより、画面中心から端まで精度の高い描画を実現。スタイラスペンは適度な重さで、書きやすい自然な握り心地です。また、消しゴムやハイライトに切り換える2つのボタンをペンに装備。切り換える度にメニューを表示して選択する手間が省け、効率的に作業ができます。
13.3型(*2)の大画面でありながら、A4サイズの紙のノートと同等という圧倒的な薄さと軽さを実現。鞄に入れてもかさばらず、軽々と持ち歩けます。
*1 10インチ以上のタブレット型デバイスで世界最薄最軽量(2017年3月現在、ソニー調べ)
*2 13.3型は、A4サイズの紙の余白部分を除いた大きさに相当します
内蔵メモリーに、約10,000ファイルのPDF文書を保管可能(*3) 。キャビネットや引き出しを埋め尽くしていた大量の書類を、薄くて軽いこの1枚に保存し、いつでも、どこでも持ち歩くことができます。
*3 約1MBのPDFファイルを1ファイルとし、内蔵メモリーに保存した場合
電力消費が極めて少ないことも、デジタルペーパーの特長です。画面の切り替えや手書き入力など以外は、ほとんど電力を使わないため、バッテリー切れを心配せずに使用可能。約3.5時間(*5)でフル充電となり、約3週間(*4)使えます。
*4 Wi-Fi機能オフ、Bluetooth(R)機能オフの状態で、PDFドキュメントを1日60分間、30ページを閲覧、閲覧中にペンによる書き込みを計1分間行った場合。なお、使用時以外は本体をスリープモードに入れることとします
*5 推奨ACアダプターAC-UUD12で充電を行った場合
設定した時間が経過すると、画面を自動ロック。これにより勝手な操作や盗み見を防げます。また、欧米の暗号規格に準拠した方式で、本体内のデータを暗号化することで情報漏えいを防止。さらに、Digital Paper Appとペアリングされた端末間でしか文書ファイルの交換ができない仕組みのため、USBインターフェースからの不用意なデータ抜き出しを防止し、機密性の高い文書も安心して保存することができます。
FeliCaカードやおサイフケータイをデジタルペーパーにかざすことでロック解除が可能。普段から使っているFeliCaカードや、おサイフケータイ対応のスマートフォン・携帯電話を登録すれば、より便利に手軽に活用できます。
※ おサイフケータイ対応のスマートフォン・携帯電話は、各キャリアのサイトをご確認ください
パソコンに「Digital Paper App」をインストールして、デジタルペーパーとペアリング。それによりUSBケーブルやWi-Fi経由、Bluetooth(R)通信によるピア・ツー・ピア接続で、PDF文書の相互転送を簡単に行うことができます。また、複数のパソコンとのペアリングも可能。たとえば、デスクトップPC内の文書をデジタルペーパーに転送し、外出先で添削のうえ、モバイルPCからメール送信するなど、場所にしばられない自由なワークスタイルが実現されます。
※ パソコンのご利用環境(セキュリティーソフト/ファイアウォールなど)の設定によってはDPT-RP1と接続できない場合があります
「Digital Paper App for mobile」(*1)がインストールされたスマートフォンとデジタルペーパー間で簡単に文書ファイルをやりとりすることが可能です。例えば、スマートフォンで検索・ダウンロードしたPDFファイルをデジタルペーパーに素早く送って閲覧できます。またデジタルペーパーで手書きしたメモの内容をスマートフォンに渡して、クラウドサービスで共有したり、メール添付で送信する、といった使い方もでき、場所を選ばないワークが実現します。NFC(*2)を搭載したスマートフォンなら、デジタルペーパーにかざすだけのスマートな操作で接続が行えます。
*1 Digital Paper App for mobileが利用できるAndroidおよびiOSは こちらをご確認ください。なお、タブレットには対応しておりません
*2 NFC機能非搭載のスマートフォンもDigital Paper App for mobileをお使いいただけます
パソコンで文書を作成し、印刷メニューからデジタルペーパーに“印刷”。まさに、プリンターで紙に印刷する感覚で文書を自動でPDFに変換し、転送できます。デジタルペーパーなら、スタイラスペンで手書きできるため、校閲や添削の際、紙に印刷する必要がなくなり、ペーパーレス化に貢献します。
文書ファイルを保管しているパソコン上のフォルダーを「Digital Paper App」で登録しておけば、都度、ファイルの出し入れの操作をすることなく、手軽にデジタルペーパーとの間で文書を同期させることができます。同期フォルダーは複数設定可能なので、日頃利用するファイルサーバーやクラウド上のストレージサービスなどとの連携も容易です。この機能を使えば、さまざまな機器間での文書ファイルの閲覧・共有はもちろん、文書ファイルのバックアップにも役立ちます。
※ ファイルサーバーやクラウドストレージとパソコン間の同期は、それぞれの製品やクラウドストレージサービスが提供する機能をご利用ください
多彩な2画面表示機能を搭載。文書を見比べる、異なるページを参照する、文書を読みながらノートに書き込む、見開きの文書を閲覧するなど、読む・書く仕事がはかどります。
大学ノート、方眼罫、スケジュール帳など、7種類をプリセット。さらに、普段仕事で使用している帳票や記入用紙などのPDFを、ノートのテンプレートとして登録することもできます。
文書を読んでいて「ここが大切」「ここを後で読みたい」と思ったら、☆や*のマークをさっと手書き。ページ数の多い文書でも、マークを付けた箇所を素早く開けます。ファイル名などのキーワードによる文書ファイルの検索機能と組み合わせれば、読みたい文書をストレスなく検索し、閲覧することができます。