(1) 撮影環境について
撮影中は、撮影環境に変化が出ないように照明環境を一定にし、カメラの設置位置を固定してください。
HDMI IN 1 端子のカメラからの映像はアプリケーションを実行したとき(または[背景リフレッシュ]ボタンを押したとき)に本機に記憶されます。本機の AI は、記憶した映像と現在のカメラからの映像の差分を認識・調整して合成を行うため、撮影環境の変化が少ないほど、精度の高い合成を効率よく行うことができます。
※人物の動きに合わせた照明調整や、人物周辺でのプロジェクターなどの利用は控えてください。
(2) 正面からの照明について
正面からの強い照明により壁に影ができてしまうと、照明を当てる前の背景との差分が生じてしまい、影の形で背景の壁が透けて見えてしまうことがあります。部屋の照明以外に三脚スタンド照明などの強い照明を用いる場合は、照明を一度床や天井に反射させるなどして、直接壁に当たらないようにしてご利用ください。
(3) 人物の衣装について
背景となる壁などの色と同色、または似ている色の衣装を着用すると、綺麗な合成結果を得ることができないので避けてください。白や淡い色などの壁の部屋などで撮影する場合は、はっきりした色調の服を着ることにより、より精細な合成コンテンツが得られます。