「PLAYする映画」というキャッチコピーを掲げ、全世界累計4170万本という驚異的な売上を記録したPlayStation®を代表するアクションアドベンチャーゲームシリーズ「アンチャーテッド」。プレイヤーは伝説の秘宝発掘や古代都市の謎に挑むトレジャーハンター、ネイサン・ドレイク(通称・ネイト)を自在に操り、古き良き冒険映画の1シーンを演じているかのように物語を体験することができます。2007年に誕生した本シリーズはすでに6作品をリリース。15年以上続く息の長いシリーズですが、今年、2022年1月に最新2作品の『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』と『アンチャーテッド 古代神の秘宝』をPlayStation 5向けにリマスターした『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』が発売されたほか、3月にはトム・ホランド主演による実写映画化も実現するなど、その人気はますます盛り上がっています。
ここでは、長年に渡って主人公・ネイトの日本語吹き替えを演じてきた東地宏樹さんと、映画版で若きネイト役に抜擢された榎木淳弥さんの人気声優お二人に、最新BRAVIA XRで「アンチャーテッド」の世界を体験していただいたファーストインプレッションをお届けします。
洋画の吹き替えを中心に、アニメ、ゲーム、ナレーションなど幅広いジャンルで活躍する実力派ベテラン声優。渋めの大人の男性の芝居に定評があり、吹き替えではウィル・スミスやクリスチャン・ベール、アントニオ・バンテラスらを担当。「アンチャーテッド」シリーズでは15年に渡って主人公・ネイト役を演じ続けている。
アニメ『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁や『起動戦士ガンダムNT』の主人公・ヨナ・バシュタなど、多くの人気アニメ作品で主役級キャラを演じる若手人気声優。洋画や海外ドラマの吹き替えも多く担当しており、特に「スパイダーマン」シリーズのピーター・パーカー役(トム・ホランド)は当たり役として知られている。
― まずは「PLAYする映画」がまさかの実写映画化ということでも話題になった映画版『アンチャーテッド』をご覧いただきました。改めて、お二人の映画に対する感想を聞かせていただけますか?
榎木:それはちょっと気まずい質問ですね(笑)。ゲームで長年、ネイトを演じてきた東地さんと一緒に観るなんてすごいプレッシャーでしたよ。
東地:特に今回は二人きりだしね(笑)。実は僕はすでに試写会で拝見させていただいているのですが、自分が過去に演じてきたゲーム中のシーンと意図的に似せたようなシーンがあったりして楽しませてもらいました。冒頭、いきなり「やべやべやべ!」から始まったところではうっかり笑ってしまったほど。試写室で僕が一番ニヤニヤしていたんじゃないかな。素直に面白かったです。余計なことを考えずに楽しめる優れた作品だと思います。特にゲームをやっていた人は絶対に楽しめるはず。
榎木:そうですね。本当に娯楽性に特化しているというか、アクションシーンも多くて、とにかく楽しく爽快感のある作品です。収録はその分、かなり疲れましたけどね(笑)。
― お二人がネイトを演じる時に意識していること、ネイトへの想いを聞かせていただけますか?
東地:僕が初めてネイトを演じたのはもう15年も前のことなのですが、当初から冒険心に富み、頭が切れるカッコ良さと、仲間たちと語らっている時の軽妙さ、コミカルさのギャップを見せていきたいなと考えていました。それがとても好評だったということで、以降の作品ではもうちょっとやってやろうとどんどんエスカレートしていった感じです。結果、今では僕にとってかけがえのない愛すべきキャラクターに育ちました。こんなことを言ったら怒られるのかもしれませんけど、もはや自分の分身みたいなものですね。収録のたびに次はどこに冒険に行くんだろうなってワクワクしています。
― 榎木さんは東地さん演じるネイトは意識されましたか?
榎木:もちろん、映画版でネイトを演じるにあたり、東地さんの演技は聞かせていただきました。ただ、映画版のネイトはゲームに登場するネイトと比べてかなり若く、しかもトム・ホランドさんが演じているなど、基本的な部分がゲームとは全くの別ものになっていますよね。ですので、あまり深刻に考えず、役者の芝居に沿うようなかたちで声をあてました。
ちなみに若いころのネイトって、幼いころから両親はなく、さらに兄もいなくなるなど、人生でいろいろなものを奪われ続けてきたキャラクターなんですよね。そんな境遇で育ったせいか、大人になってからも勝ちに行く姿勢が強いところがあるんです。女性との駆け引きでも常に上を行っていないと気が済まないというか。演技をする上ではそういったところは強く意識しました。
東地:映画では、そういう僕が演じてない若いネイトをやってくれたので、それがすごく新鮮でした。
― ゲームについてはいかがでしょうか? 今回、発売されたばかりの『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』をプレイしていただきましたが、お二人はふだん、ゲームはプレイしているのでしょうか?
榎木:昔、初代PlayStationのころはものすごくやっていたんですけど、大人になるにつれてそんなにやらなくなってしまって……。ただ、新型コロナ禍で自宅待機しなければならなくなった時には自宅でゲームをする機会が増えましたね。
東地:私もこれまでゲームはほとんどやったことがありません。『アンチャーテッド』の画面は収録中にかなり見せていただいていたんですけど、実際にコントローラーを握ったことはなかったんですよね。
― では、実際にプレイしてみていかがでしたか?
東地:今はこんなにすごいことになっているのかと改めて感動しました。ゲームは老後の楽しみに取っておいたんですけど、今日で考えを改めます(笑)。『アンチャーテッド』には、僕みたいな初心者でもプレイできるようなモードがあることも教えてもらったのでこれからちょっとやってみるつもりです。
― さて、今回、お二人には最新のBRAVIA XRで、ゲームと映画、2つの「アンチャーテッド」の映像をご覧いただきました。まずは率直な感想を聞かせていただけますか?
東地:大きい画面で観るとこんなに違うのかという驚きがまずあったのですが、それ以上に映像がすごく明るくてクッキリしていることに感心しました。明暗がしっかりと映像化表現できているので 映像の暗い部分がより引き締まっているように感じましたね。
東地さん・榎木さんの注目ポイント①
― 榎木さんの感想も聞かせてください。
榎木:僕も東地さんと同じ印象を持ちました。そして、それによって役者の表情がすごく伝わってくるようになるな、と。あとは音がものすごく良かったです。音の迫力や広がり感、奥行き感があるのはもちろんのこと、僕らの喋るセリフがすごく聞き取りやすくなっているのがうれしいですね。
― やっぱり声優としては音質は気になるところですか?
榎木:そうですね。セリフの音が潰れてほしくないという気持ちはあります。アクション映画だとどうしても周囲の音に声が埋もれてしまいがちなのですが、このテレビでは全くそういうことがありませんでした。
東地さん・榎木さんの注目ポイント②
― ちなみに新しいBRAVIA XRは、今、お褒めいただいたコントラスト表現力の高さ、音質の良さに加え、視野角の広さも大きく改善されています。その点についてはいかがでしょうか?
榎木:今回は僕と東地さんの2人だけだったので、すごく良い位置から観させてもらったのですが、家族みんなで集まってみるときなんかは視野角が広いのはうれしいですよね。家族に「お前は隅っこで観てろ」って言われてもこれなら問題ない。いや、そんなこと言われたことないですけど(笑)。
東地:これまでの僕には、映画はなるべく映画館で観てほしいという気持ちがあったのですが、映像も音も、ここまでのレベルで再現してくれるのなら自宅で観るのもアリなのではないかなと思い始めています。
東地さん・榎木さんの注目ポイント③
― 映画版『アンチャーテッド』は、すでにBRAVIA XR専用のコンテンツサービス「BRAVIA CORE」を始めとしたデジタル配信がスタートしていますし、6月8日にはブルーレイ&DVDもリリースされます。ですので、今すぐにでもご自宅で『アンチャーテッド』をお楽しみいただけます。
東地:デジタル配信サービスが流行っているのは知っていますが、BRAVIAは自身でも配信をやっているんですね。しかも高画質に? それはソニーらしいというか、さすがです。
東地さん・榎木さんの注目ポイント④
「BRAVIA CORE」は、ソニー・ピクチャーズの豊富な映画作品を2年間好きなだけご覧いただけるBRAVIA XR専用のコンテンツサービス。画質・音質にも徹底的にこだわっており、デジタル配信でありながらUltra HD ブルーレイに迫るクオリティを実現しています。
― お二人がこの新しいBRAVIA XRで観てほしいシーンなどがありましたらぜひ聞かせてください。
東地:ラストシーンを観てほしいかな。息を呑むほど美しい光景にエンディングテーマが被さっていくあたりがすごく良かったので。この作品は背景などの映像もものすごく凝っているので、映像のきれいなテレビで観てほしい気持ちがあります。
そして、吹き替えに特化した部分で言うと、やっぱり千葉繁さん(ゲーム版ではネイトの相棒サリー役を担当)の出演シーンですね。ご覧になった方はご存じのように、今どきあんな芝居しちゃっていいのかって言う……(笑)。ソニー・ピクチャーズの懐のデカさを感じましたね。
― それを言うなら東地さんも映画にカメオ出演されていますよね。
東地:そうなんです。詳しいことはネタバレになってしまうので言えませんが、私が声を当てている俳優もゲーム版「アンチャーテッド」と縁の深い方なので、ぜひそこにも注目してもらえれば。
― 榎木さんはいかがですか?
榎木:僕は暗いシーンの情報量を楽しんでほしいです。たとえば冒頭のアクションシーン直後に挿入される、兄弟で夜の博物館に忍び込むシーンなんかは普通のテレビだと暗く潰れて見えなくなってしまいそうですよね。でも、このテレビなら細かいところまでしっかりと確認できますから、より魅力的に感じられるんじゃないでしょうか。あと、個人的な好みで言うと、後半の船での空中戦のシーンはすごく迫力とスピード感があるので、ぜひ大きな美しい画面で楽しんでいただきたいですね。
― 最後に読者に向けてメッセージをお願いします。
東地:新しいBRAVIA XR、確かにこれまでのテレビと比べて違いがはっきり分かりました。正直、これまでのテレビだって充分きれいだと思っていたのですが、比べてみるとまったく違いますね。これが最新鋭のテレビなんだと。良い勉強になりました。もちろん安い買い物ではないと思いますが、是非お勧めです。
榎木:東地さんが言うように、映像の専門家ではない僕らにもはっきり分かるほどの明確な違いが感じられました。すごく良いものだということを実感できたので、映画やアニメなどの映像コンテンツをよく観る人に試してみていただきたいですね。僕らとしても作品は少しでも良い環境で楽しんでいただきたいと考えているので、ぜひ!
©2022 Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Naughty Dog LLC.
アンチャーテッド および アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション は、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの商標です。