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デジタルビデオカメラ“ハンディカム”
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カメラを横方向に動かしながら撮影するパンでは、「どこから始めて、どこで終わるか」が重要です。特に最後のカットがパンの決め手となるので、Point1でご紹介した「アングルのコツ」を参考にして、臨場感とスケール感が伝わるパンに挑戦してみましょう。
パンのストローク(回転範囲)が長い場合には次のようにすると、姿勢が安定して上手に撮影できます。
パンの終わる場所につま先を向けてから、両足を少し広めに開き、両脇を絞めてリラックスした状態でカメラを構えます。
そこから上半身を腰からひねって、パンを始める場所にカメラを向けます。
下半身を固定したまま、1〜2度上半身を回転させて身体をウォームアップします。
さあ本番です。深呼吸をしてから息を止め、録画ボタンを押してゆっくりとパンをスタートさせます。
ねじれた雑巾が、元に戻るようにゆっくりと背中のねじれを戻していきます。
身体の正面でパンを止めたらゆっくりと5秒数えて、録画を停止します。
映像でパンが始まると「最後に何が見えるのか?」と、期待感が高まります。ですから最後の映像がとても重要になります。パンの最後にもっとも安定した姿勢になるようにして、見る人の期待に応える素晴らしい映像を撮影してください。
用語集
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