ヘアメイクやお化粧をしてキレイになっていくお子様の姿を見るのはうれしいものですね。見慣れた普段の姿から徐々に変わっていくお子様を、自然に撮影するためのテクニックを紹介します。
お宮参りに着ていく晴れ着を前に期待に胸を膨らますお子様の様子を、七五三のプロローグ映像として事前に自宅で撮影しておきましょう。スーツや晴れ着に袖を通したり、きれいな草履を眺めたり…。そんな興味深げな姿や表情を全身とアップのサイズで撮影します。着飾る前の映像を撮っておくと、変身した姿に驚きが生まれるはずです。
ヘアメイクをしてもらっている姿は、もう一人前。どんなヘアスタイルになるのか興味津々といった表情を捉えるには、ヘアサロンでは椅子の斜め後をカメラポジションにすると、あまり動かずに後姿と鏡に写る正面からの表情が撮影できます。髪が仕上がりアレンジまで終わった時の感想や美容師さんからのお祝いの言葉なども撮れると良い思い出になります。
はじめてのほお紅や口紅にちょっととまどい、そっとまぶたをとじたり、くちびるをとがらせたりしているメイクアップ姿。このときのお子さまはじっとしているので、思いっきりアップにして、印象的な映像にして見ましょう。普段見慣れた我が子が、一段と愛らしく見えます。
コメントを撮る時は、なるべく被写体に近づいて撮影したいところですが、店内での撮影は他のお客さまの迷惑になる場合もあります。そんなときはワイヤレスマイクをお子様につけておけば、店内が少々にぎやかでもクリアに収録できます。
カメラを意識させないために、少し離れたところからズームを使って撮影するとお子様の自然な表情が撮影できます。このような撮影に欠かせない「光学式手ブレ補正」。レンズそのものが上下左右にスライドして、光軸のブレをリアルタイムに補正します。また、ズーム時の手ブレまでも補正する新しいアクティブモードを採用。ズームアップでの撮影にも補正効果を発揮します。