普段はなかなか見られない参拝でのまじめな表情や、お祝いの食事中に見せる自然な表情を、かけがえのない思い出として残すためのテクニックを紹介します。
神主さんの祝詞をおとなしく聞いている子ども達。こんなシーンは、カメラワークの見せどころです。
例えば神主さんのアップをしばらく撮影してからゆっくりズームバックして画角を広げ、子ども達をフレームインさせます。
そしてカメラポジションが移動できれば、子供たちの表情が見えるところに移動して、今度は子供たちの顔をアップでゆっくりとパンします。このように被写体があまり動かない場合には、カメラが移動して撮影アングルを変えてあげると、メリハリのある映像が撮影できます。
家族そろっての記念撮影も大切です。リモコンと三脚を用意しておけば、静止画で全員の記念写真が撮影できます。
家族で祝う食事の席も七五三の大切な思い出です。神社での緊張した表情とは違った、リラックスした家族の表情を撮影してみましょう。晴れ着を汚さないか心配なママ。目を細めて見守るおばあちゃんや、祝い酒で顔の赤くなったおじいちゃん。ここではみんなが主役です。参加者一人一人に、カメラに向かってお祝いのメッセージをいただきましょう。
映像でも写真でもいい笑顔を残したい場合には「スマイルシャッター」機能が便利です。動画撮影中に笑顔を感知すると、自動的に写真を撮影します。「優先顔キメ機能」とも連動し、選んだ人物の笑顔を優先して撮ることもできます。