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商品情報・ストアヘッドホンスペシャルコンテンツ 「MDR-DS7000」ができるまで

「MDR-DS7000」ができるまで | ゲームモードを搭載した7.1ch対応のデジタルサラウンドヘッドホンシステム

  • 01. 拡大するデジタルサラウンドヘッドホン市場
  • 02. 「ゲームモード」を搭載した理由
  • 03. ゲームならではの音の作り方
  • 04. さらに進化するデジタルサラウンドヘッドホン

04 らに進化するデジタルサラウンドヘッドホン

沖本   「今回「MDR-DS7000」にゲームモードを搭載したことで、実はシネマモードの音もものすごくよくなっているんです。山口さんたちと一緒にお仕事をさせていただいたことで、我々の中にプロフェッショナルの言葉が突き刺さってまして(笑)、映画を見ていてもその言葉が頭に浮かぶんです。特にチャンネルバランスの大切さを改めて教えていただきました。山口さんたちは、0.1dB単位でバランスを取っているんです。そういった方とお仕事をすることで、我々も0.1dBの違いが分かるようになりスキルも上がる。そうして、シネマモードを聞くと、これではダメだろうって作り直したんです。純粋に作り手として、貴重な経験を積ませていただいたと思っています」

山口   「そういっていただけるとこちらも嬉しいです。やはりソフトとハード、お互いが切磋琢磨していくことで新しいもの、良いものが生まれると思っています。僕たちも今までソフトを作る立場にいましたから、今回ハードの開発に関われることは夢のようでした。我々は1日10時間以上ヘッドホンを着けて仕事をすることもあるんですが、そうすると音と同じぐらい装着感や重さも重要になる。あとパッと見てL、Rがすぐ分かるデザインも重要だし、そういった音以外でもこちらの意見を取り入れていただいて、本当に感謝しています。もう自分専用のヘッドホンを作ってもらいたいぐらいです(笑)」

栗栖   「山口さんのコメントが一番多くて、毎回熱かったから、それは大変だなぁ(笑)」

角田   「ただ今後もこのプロジェクトは続けていきたいと思っています。「MDR-DS7000」の開発には、ハードは約1年間、システムアーキテクチャに約2年間の歳月をかけています。しかし音場データということであれば、バーチャルホンテクノロジーを開発してから約14年の積み重ねがあります。そのノウハウの上に、今回山口さんたちのノウハウがプラスされ「MDR-DS7000」が完成しました」

山口   「まさにその通りで、14年の経験の上に15年があると思います。それはゲームも同じで、PlayStation(R)2フォーマットからPLAYSTATION(R)3フォーマットになり、技術的に作り手も進化しました。そういった意味ではまだまだ進化できる。次があるとすれば、ゲームモードとは違ったアプローチかもしれませんが、その時点での最高を目指すことには変わりはないですからね。そういった意味で開発スタッフの皆さんも僕も、「MDR-DS7000」は、現時点で最高のデジタルサラウンドヘッドホンシステムだと思っています。音楽や映画はもちろん、ゲーム好きな方にはぜひ7.1chのサラウンドを体感してもらいたいですね。今までプレイしていたゲームがよりリアルに感じられ、新たな面白さが発見できると思います」

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