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新緑の色は、天候によってもガラリと印象を変えます。晴天では、新緑本来のやわらかい黄緑となりますが、くもりや雨の日には、やや青みがかった緑となり、山全体に深みがでてきます。
天候や光の質による写真の「青み」は、ホワイトバランスを「曇天(どんてん)」または「日陰」に設定するなどしてコントロールすれば、晴天のような黄緑に近づけることもできます。しかし、それぞれの天候が持つ雰囲気を、そのまま生かす表現もあります。青さを生かすなら、ホワイトバランスは「オート」ではなく、「太陽光」にします。