部屋の様子を写真に納めておきたい、ということはよくあるが、撮影位置を後ろに下げたくても限りがある。18mmの広角を使っても、部屋全体の半分程度しか写しこめない。
11mmの超広角にしてみたら、壁の絵の全体や赤い椅子の脚、さらには手前の電灯や白い椅子までをフレームに収めることができた。部屋がどのような空間なのか、ここまで納めてはじめてわかるようになる。
※撮影素子が23.6×15.8mm(APS-Cサイズ)のデジタル一眼レフでの画角
ふと立ち寄った神戸のおしゃれなカフェ。マスターの仕事ぶりと店の雰囲気を撮影。18mmではカウンターとマスターを入れるのがやっと。
11mmならレンガの壁やカウンターにあるレトロな電話機まで、店内の雰囲気をしっかりとらえた写真に。室内を広く写せるのと遠近感が誇張されるところは、超広角の威力といえる。
※撮影素子が23.6×15.8mm(APS-Cサイズ)のデジタル一眼レフでの画角