11mm域での遠近感を生かして、銀座の街角を低いアングルで撮る。ローアングルと超広角の効果により、道路の面が広く大きく、遠い高いビルが小さく写り、通常のレンズでは表現できない歪んだ世界が表現できる。
焦点距離:11mm 絞り:F14 シャッタースピード:1/320秒
11mm域では、背景にあるタワーの前景を写し込み、さらにタワーの脚の部分はアーチ上に表現することが可能。目で見る世界とはまったく違う形で表現できる。
焦点距離:11mm 絞り:F11 シャッタースピード:1.3秒
画面の中で一番広い部分である「画面の対角線」を構図の基本として、11mm域で建物内部の吹き抜けを少し斜めに構えて撮る。対角線画角104°で構図を変化させれば、目で見る感覚とは別世界の表現となる。
焦点距離:11mm 絞り:F4.5 シャッタースピード:1/10秒
11mmの遠近感の強調はこのような表現も可能にする。背景のビルとの差がわからない。
焦点距離:11mm 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/50秒