有効約2430万画素 35mmフルサイズ「Exmor(エクスモア)」CMOSセンサーを搭載。独自のオンチップカラムAD変換やデュアルノイズリダクションはもちろん、高集光プロセス技術やワイドフォトダイオード設計技術を用いるなどソニーの最先端のプロセス技術を集約。これにより集光効率が大幅に向上したほか、ダイナミックレンジのさらなる拡大や低ノイズ化を達成。高解像度、高感度・低ノイズ、広ダイナミックレンジのすべてにおいてバランスのとれた圧倒的な高画質を実現しました。
35mmフルサイズCMOSイメージセンサーの受光部の面積は、一般的なデジタル一眼カメラで採用されているAPS-Cサイズのイメージセンサーと比べて約2.3倍大きく、αレンズが集めた光を余すことなく受け止めることができます。また画角も格段に広がり、広角表現やパースペクティブをより生かした表現が可能。さらに、焦点距離が長くなる大型センサーの特性により、浅い被写界深度での大きなぼけ表現を生かして撮影できます。
独自の「オンチップ・カラムAD変換」方式を採用し、センサーチップ内でADコンバーターが一括変換を行い、ノイズの発生を抑えつつデータを高速転送。さらに、アナログ段階とデジタル変換後の2回、ノイズ成分の除去を行う「デュアルノイズリダクション回路」の搭載により、高感度撮影時でも圧倒的な低ノイズを実現。常用ISO100-25600(拡張ISO50)の幅広い感度領域で、解像力と低ノイズを高いレベルで両立しました。さらに、高速連写した4枚の画像を合成して、設定したISO感度から最大約2段分のノイズ低減効果が得られる「マルチショットNR(ノイズリダクション)」機能を搭載。これにより最高ISO51200相当の高感度撮影を実現しました。
圧倒的な処理能力でリアルタイムに見たままの質感や高精細感を忠実に再現する、従来比約3倍(*)の高速処理性能を持つ新世代の高速画像処理エンジン「BIONZ X(ビオンズ エックス)」を搭載。フルサイズイメージセンサーからの情報を高速処理するだけでなく、αレンズの描写を余すことなく引き出すディテールリプロダクション技術や、進化したエリア分割ノイズリダクションなどにより質感描写をさらに高め、リアリティーのある高画質を実現します。またα99で搭載した高速フロントエンドLSIも搭載。「BIONZ X(ビオンズ エックス)」を前段でサポートし、さらなる高速処理と高画質を実現するなどシステムとしても格段に進化しました。
* α99比
画像処理エンジン「BIONZ X」では、細部の質感描写が大幅に進化。信号処理プロセスにおけるディテールリプロダクション技術により、デジタル特有の輪郭強調を抑え、高い解像感による自然な立体感を再現。究極のリアリティを追求しています。
センサーの多画素化にともない、深い被写界深度で撮影する風景撮影などで課題となるのが回折現象です。画素サイズが小さくなるほど、また絞りを絞るほど顕著に表れるこの症状に対して、α7は回折低減処理を搭載。絞り値に応じたフィルタ処理を適用することで、パンフォーカス撮影においても高い解像感を実現しています。
シーンに応じて平坦領域やエッジ領域など画像の特長を判別し、エリアごとに最適なノイズ低減処理とシャープネス処理を行うことで低照度環境下でも解像感を維持したままノイズを大幅に低減する「エリア分割ノイズリダクション」が進化。「BIONZ X」ではさらにディテールリプロダクション技術と合わせて、高感度時でも従来以上に解像感を高めながら効果的にノイズを抑え、クリアで抜けの良い高感度画質を実現できるようになりました。
イメージセンサー内でAD変換された14bitのデジタル信号を、新開発のフロントエンドLSIと「BIONZ X」のシステム内で一度16bit処理してから、RAW画像に14bit出力することで、より豊かな階調表現と高画質を実現します。
※ 長秒時ノイズリダクション、バルブ撮影、連続撮影時の条件では12bitで記録されます
高速読み出しが可能なフルサイズセンサーと、ピント合わせの際のレンズ駆動ロスを抑える新たな「空間被写体検出」AFアルゴリズムを備えた高速画像処理エンジン「BIONZ X」が連携し、画像処理エンジンとレンズ間で行われる通信を最適化した高速レンズ駆動制御システムを開発。これにより従来のコントラスト検出方式AFと比べ、AF速度を約35%短縮(*)した「ファストインテリジェントAF」を新開発。α7では、さらに追随性と高速性に優れた位相差検出方式AFも搭載することで、2つのAFを併用する「ファストハイブリッドAF」が進化しました。AFの精度と速さが高まっただけでなく、追随性性能も向上し、有効2430万画素でのAF追随約5コマ/秒連写を実現しました。
* NEX-7比
α7に搭載している位相差検出方式AFは、NEX-6やNEX-5Tに比べ測距点を117点と多く、高密度に配置。さらに新世代の「BIONZ X」とアルゴリズムの進化により、被写体捕捉性能がさらにアップ。AF追随精度も向上し、ファストハイブリッドAFならではのAF追随約5コマ/秒連写を実現しました。
※ 速度優先連続撮影時のみ。連続撮影可能枚数は、被写体、メモリカードの種類によって変わります
狙った被写体にピントを合わせ続ける「ロックオンAF」機能を搭載。ライブビュー画像から色や明るさの情報を読み取り、可変的に物体サイズを認識するため、従来の顔・物体追尾に加えて、物体サイズの認識も可能になりました。これにより追尾AF枠がAFポイントにかかりやすくなり、より最適なポイントでのAFが可能になります。被写体が人物の場合では、顔による検出ができなくなっても、人物サイズでの認識ができるためAF枠が遷移することなく捉え続けます。
※ 「AF-C」モード時のみ有効
AFの検出技術も進化。瞳への検出精度が向上したことにより、瞳だけにオートフォーカスする「瞳AF」機能を新搭載しました。顔が斜めを向いているときでも高い精度で瞳を検出でき、フルサイズの浅い被写界深度でも瞳への緻密(ちみつ)なピント合わせを実現します。また、合焦すると、合焦エリアが一定時間表示されるため、意図通りにピントが合っているか事前に確認できます。「瞳AF」はカスタムキーに割り当てることで使用できるため、撮影シーンに応じて任意に起動できます。
画面上の任意の場所を選択してピント合わせできるフレキシブルスポットのスポット枠サイズが3段階から選択可能。スポット枠が狙った被写体よりも大きいためにピントが定まらない場面でも、スポット枠を小さくし、より厳密なピント合わせができます。
α7のレスポンスを引き出すなら、ソニーの高速SDHC/SDXCメモリーカード「SF-UXシリーズ」がおすすめ。UHS-I規格に対応し、高速連写時にもストレスのない高速書き込みを実現。パソコンへの大容量データの高速転送も可能で、効率的な作品づくりをサポートします。
Eマウントで初めて35mmフルサイズセンサーを搭載したα7の開発にともない、レンズもフルサイズセンサー対応のEマウントレンズを新開発。ZEISS(R)との共同開発によるツァイスレンズや、光学技術を粋を集めたGレンズなど。明るさ、描写力ともに一切妥協のない高性能レンズが、フルサイズセンサーのポテンシャルを最大限に引き出します。
35mmフルサイズセンサー対応のマウントアダプターLA-EA4(別売)やLA-EA3(別売)を使えば、すべてのAマウントレンズ(*)をα7で使用できます。さらにLA-EA4なら、「トランスルーセントミラー・テクノロジー」搭載により、静止画・動画を問わず高速・高精度なTTL位相差検出方式AFが働くため、決定的な瞬間を逃さず捉えます。広角から望遠、単焦点レンズまで豊富なラインアップのAマウントレンズで、表現の幅がさらに広がります。
* STFレンズはマニュアルフォーカス専用、またテレコンバーターとミノルタのXiレンズ、1倍/3倍マクロレンズでは使用できません
※ 動画記録中はカメラやレンズの作動音、操作音などが記録される場合があります
マウントアダプターLA-EA4やLA-EA3を装着することで、フルサイズ対応のAマウントレンズももちろん使用可能に。その中には、なめらかなぼけ味が魅力の135mm F2.8[T4.5] STFや、 キレのあるシャープな描写に定評のあるSonnar T* 135mm F1.8 ZAなど、多くのユーザーに支持されているレンズも多くあり、そのこだわりの描写を圧倒的な高画質で存分に楽しめます。
α7では、これまでのAPS-Cフォーマット専用のEマウントレンズもそのまま使用できます。また、マウントアダプターを使用すればAPS-Cフォーマット専用のAマウントレンズも使用でき、αレンズの豊富なラインアップを生かすことができます。APS-Cフォーマット専用レンズ装着時は、自動でAPS-Cサイズでのクロップ撮影になります(記録画素数は約1,000万画素)。その際、ファインダーも自動でAPS-Cサイズの画像を全画面表示します。
※ E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS、E 18-55mm F3.5-5.6 OSS、E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE、E 55-210mm F4.5-6.3 OSSは、α7装着時には光学式手ブレ補正機能は利用できません
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