小型・軽量ボディに、α7R Vにも採用されているクラス最高(*)有効最大約6100万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載しました。さらに最新の画像処理エンジンBIONZ XRがセンサーの描写性能を最大限に引き出し、被写体のディテールまで精緻(ち)に描ききることで、息をのむほどの新しい高解像表現をもたらします。
* 2023年8月広報発表時点、ソニー調べ。35mmフルサイズイメージセンサー搭載デジタルカメラとして
* 2023年8月広報発表時点、ソニー調べ。35mmフルサイズイメージセンサー搭載デジタルカメラとして
ソニーのイメージセンサー技術を結集し、高解像度、高感度・低ノイズ性能と、広いダイナミックレンジを実現。裏面照射構造による効率的なノイズ処理、ギャップレスオンチップレンズ構造による高い集光性能、センサー表面での不要な反射を防ぐARコーティング(反射防止膜)、解像感を維持する光学ローパスフィルターレス仕様などの最新技術を投入しました。G Masterをはじめとするαレンズの高い光学性能と、有効最大約6100万画素の圧倒的な解像性能の相乗効果で、自然物などの細部や質感まで再現します。
最新の画像処理エンジンBIONZ XRを採用。従来比最大約8倍(*)の高速処理能力により、静止画・動画撮影における画像処理能力を大幅に向上しました。高解像度イメージセンサーの解像性能を最大限に引き出し、被写体の質感やディテールを忠実に再現。画像処理に要する時間を短縮するとともに、連写時の書き込みなどのリアルタイム処理の負荷の大きさに影響されることなく、快適な操作レスポンスを実現しました。
* 画像処理エンジンBIONZ Xとの比較において。ソニー内部測定
最新の画像処理エンジンの高速処理とAEアルゴリズムにより、静止画・動画撮影時、画面内の顔の肌領域を検出し、最適な明るさになるように調整できます。逆光で顔が暗くなっている場合や、太陽光が顔に当たって明るすぎるシーン、横向きのシーンなどにおいてもAE制御が安定します。また、進化したアルゴリズムにより、人の肌の再現性が向上したほか、空や緑をより自然な色あいで再現します。
高精度な手ブレ補正ユニットおよびジャイロセンサーと、最適化されたアルゴリズムでブレを検出し、高精度に補正します。7.0段(*1)の光学式ボディ内手ブレ補正は、撮影感度を上げたくない室内や夜景などのスローシャッターでの手持ち撮影に効果を発揮します。加えて、新アルゴリズムの採用で、1画素レベルの微細なブレ量をも高い精度で検出し補正することが可能になり、ブレによる解像度低下を強力に抑制。有効最大約6100万画素イメージセンサーの持つ高解像性能で、被写体をより鮮鋭に捉えます。さらに、対応する手ブレ補正機構内蔵レンズ(*2)との組み合わせで、より効果的にボディと協調。望遠域で発生しがちな大きなブレを効果的に抑制し、従来よりも安定したフレーミングで撮影をサポート。ボディとの協調は動画撮影用のアクティブモード時にも対応しています。
*1 CIPA規格準拠、ピッチ/ヨー方向、 FE 50mm F1.2 GM装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時
*2 対応するレンズはサポート情報を参照ください。レンズによってはレンズのソフトウェアアップデートが必要になります。補正効果はレンズによって異なります
撮影する静止画・動画を思い通りの雰囲気に仕上げることができる「クリエイティブルック」を搭載。静止画・動画の区別なく自分好みの表現で記録、共有、コミュニケーションを志向する多くのユーザーに最適な機能です。全10種類のモードがカメラ内にプリセットされており、ユーザーの好みに合わせた画(え)づくりを選べるほか、選択したモードをベースにさらに8項目(*1)の調整項目で独自の画づくりを楽しむことも可能。さまざまな撮影シーンや被写体でも撮影者の好みの表現が可能になり、映像表現の幅を大きく広げます。コントラストがありながら落ち着いた発色と印象的な色味の[FL]や、マットで柔らかな質感の[IN]など、色あい、色の濃さ、明るさ、コントラスト、シャープさなど、多くの要素を組み合わせた多彩なモードを搭載。細やかな調整は、画面を見ながら(*2)コントラスト、彩度、シャドウなど最大8項目による画像の微調整が可能です。また、自分好みの設定をカスタムルックとして登録できます。
*1 シャープネスレンジは静止画時のみ調整可能
*2 シャープネスレンジおよび明瞭度を除く
※ ルックとは、映像用語で、色味やシャープネス、明るさなどの多彩な要素から醸し出される、映像(動画、静止画)の見た目、印象を差す言葉です
[ロスレス圧縮]のRAW画像圧縮方式により、画質劣化なくファイルサイズを削減できるため、より多くの枚数を連続して撮影できます。用途に合わせて3種類の画像サイズ(L/M/S)を選択可能。Mサイズ/Sサイズのときは、フルサイズ/APS-Cサイズいずれの撮影時も同じ画素数(26M/15M)で記録されます。これにより、同じ撮影シーンでフルサイズとAPS-Cサイズを切り換えながらの撮影でも、画像解像度を変えることなくシームレスに撮影できます。加えて、JPEGまたはHEIF画像の記録時の画質設定に、「スタンダード」よりデータ量が小さくなる「ライト」が加わりました。
ピクセルシフトマルチ撮影は、ボディ内手ブレ補正機構を高精度に制御して撮影した複数の画像をPC上で合成することで、1枚の画像で圧倒的な解像感を実現します。16枚の画像撮影時の合計約9億6320万画素分もの膨大な情報から、約2億4080万画素(19,008×12,672)(*2)の画像生成が可能です。100%の拡大表示をしても、被写体の色や質感、空気感まで忠実に再現し、目で見る以上のディテールと臨場感あふれる画像を提供します。
*1 合成・現像には最新の対応する「Imaging Edge Desktop(TM)」の「Viewer」「Edit」が必要です。カメラや被写体のブレが発生すると正しく画像が合成されないことがあります。撮影時は三脚などを使用し、さらにPCリモート撮影やリモートコマンダーを用いて撮影してください。ピクセルシフトマルチ撮影時は、非圧縮RAW記録かつサイレント撮影が[入]に固定になります。フラッシュ撮影など一部機能に制限があります
*2 現像後に出力される画像サイズは、4枚撮影時で約6020万画素(9,504×6,336)、16枚撮影時で約2億4080万画素(19,008×12,672)です
メカシャッターでの静止画撮影時に、蛍光灯などの人工光源の点滅によるちらつき(フリッカー)(*)を自動的に検知し、フリッカーによる影響が少ないタイミングで撮影できます。また、LEDで照明された舞台を静止画のサイレント撮影(電子シャッター)する場合や、動画撮影する場合などは、[高分解シャッター]機能を使用することで、モニターで確認しながらフリッカーの周波数に合わせてシャッタースピードを細かく調整できるため、フリッカーの影響を抑えて撮影できます。
* 光源の点滅周期が100Hzか120Hzの場合のみフリッカーを検知できます。また、連続撮影速度が遅くなることがあります。位相差AFのカバー範囲が限定されます。サイレント撮影時、バルブ撮影中、動画撮影時はフリッカーレス撮影ができません
AF-CやAF-Sなどオートフォーカスでの静止画撮影中に、装着レンズのフォーカスリング操作により任意のタイミングで一時的にマニュアルフォーカスモードに切り換えることができます。AF撮影時に別の被写体にピントが引かれたときでも、フォーカスリングを回転させれば被写体近辺にピント位置をすばやく戻せます。
* E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS、E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LEおよび、Aマウントレンズは非対応です。フルタイムDMFは、コンティニュアス(AF-C)またはAF制御自動切換(AF-A)で、連続撮影を行う場合(Loを除く)は使用できません。FE 70-200mm F2.8 GM OSS装着時はコンティニュアス(AF-C)では使用できません
あらかじめ設定したピントの間隔や順序に基づき、カメラが自動的にピント位置をずらしながら1回の撮影で最大299枚の連続撮影を行います。撮影後、複数の画像から最適なピント位置のものを選んだり、PCアプリケーションなどですべての箇所にピントが合った深度合成を行うシーンで、本機ならではの高解像素材として使えます。
* Aマウントレンズは非対応です
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