フルサイズ領域で画素加算のない全画素読み出しで、4K(QFHD:3840×2160)映像に必要な画素数の約2.4倍(*2)の豊富な情報量を凝縮して4K映像を出力。モアレやジャギーの少ない高い解像力の4K動画画質で撮影が可能。さらに画像処理システムの進化により、中高感度域においても優れた画質性能を発揮します。表現や用途に合わせてフォーマットをフルサイズとSuper 35mmから選択可能。4Kの記録フォーマットにはXAVC S(*1)を採用し、最大100Mbpsの高ビットレートでの高画質記録に対応しています。
*1 XAVC S記録方式での動画撮影時は、Class 10以上のSDHC/SDXCカードが必要です。100Mbps記録時には、UHSスピードクラス3が必要です
*2 24p記録時。30p記録時は、約1.6倍です
*3 HDR(HLG)映像をテレビで表示する場合は、HDR(HLG)対応ソニー製テレビと本機をUSB接続しご覧ください
HDR対応のピクチャープロファイルとしてHLG(Hybrid Log-Gamma)(*)を新搭載。HDR(HLG)対応テレビなら、カラーグレーディングをせずに黒つぶれや白とびを抑えたリアリティーある映像が楽しめます。また、従来に比べて広色域のBT.2020カラースペースに対応しています。4種類の設定値(HLG/HLG1/HLG2/HLG3)を搭載し、HLGはITU-R BT.2100相当の設定、HLG1/HLG2/HLG3はより広いダイナミックレンジを実現するガンマ設定。ダイナミックレンジとノイズのバランスがそれぞれ異なるので、シーンに合わせた使い分けができます。
* HDR(HLG)映像をテレビで表示する場合は、HDR(HLG)対応ソニー製テレビと本機をUSB接続しご覧ください
S-Log2 に加えて、シャドーからミッドトーン(18%グレー)にかけての階調特性を重視したS-Log3を搭載。S-Log3設定時は、14ストップの広い再現域を確保。色域は、S-Gamutの色再現性を改善したS-Gamut3や、ネガフィルムに近づけて設計されたS-Gamut3.Cineにも対応。デジタルシネマの色域であるDCI-P3より若干広く設定されたS-Gamut3.CineとS-Log3の組みあわせであればDCI-P3や709ビデオカラースペースをターゲットにしたカラーグレーディングでの色調整が容易です。
S-Log収録時にコントラストのある自然な映像でモニタリングできる、ガンマ表示アシスト機能を搭載。S-Log2、S-Log3はITU709(800%)相当に変換します。HLG収録時にも対応し、HLG(709)とHLG(BT.2020)を適用した動画は、それぞれのカラースペースに対応したモニターで表示したときと同等のコントラストを、本機のファインダーやモニターで再現できます。
4K動画と低解像度プロキシー動画の同時記録に対応。ファイルサイズの小さいプロキシー動画を編集やプレビューに用いることで、4K動画編集時のPCへの負荷を軽減し、作業効率を高めます。
スローモーションとクイックモーション撮影が可能な撮影モード「スロー&クイックモーション」(*)を搭載。撮影フレームレートを1fpsから120fpsまでの8段階から選択でき、最大60倍までのクイックモーションと、最大5倍までのスローモーションを最大50MbpsのフルHDで記録できます。記録時のフレームレートは24p、30p、60pから選択可能。また、ポストプロダクションなしで撮影直後でもスロー効果やクイック効果をプレビューできます。
* 音声記録できません。Class 10以上のSDHC/SDXCカードが必要です
動画撮影時もファストハイブリッドAFに対応し、動きの速い被写体に対してもスムーズで迷いのないピント合わせができます。静止画とほぼ同じAF範囲をカバーし、広範囲・高密度なAFが捉えた被写体を離しません。AF駆動速度設定、AF追従感度設定にも対応し、撮影者の意図に合わせたフォーカス表現が可能です。
一定の間隔で連続撮影を行う「インターバル撮影」が、カメラ単体でできるようになりました。パソコン用ソフトウェア「Imaging Edge(イメージング エッジ)」と「PlayMemories Home(プレイメモリーズ ホーム)」を使用して、インターバル撮影した画像からタイムラプス動画が作成できます。高画素で撮影すれば4K動画制作も可能です。カメラで動画の仕上がりが確認できる、簡易再生機能も搭載しています。撮影間隔は1 - 60秒、撮影回数は1 - 9999回の設定が可能。インターバル撮影中のAE追従感度の設定もでき、露出の変化を低減できます。さらにサイレント撮影を併用すれば、メカシャッターの使用回数や振動を気にせず撮影できます。
* ソフトウェアアップデートVer.3.0以降で対応
※ タイムラプス動画制作には、最新版のソニー純正ソフトウェアのImaging EdgeとPlayMemories Homeのインストールが必要です。Imaging EdgeとPlayMemories Homeのダウンロードについてはこちら(https://www.sony.net/pmx)をご参照ください
静止画だけでなく動画撮影時にも「AF被写体追従感度」を設定可能。「標準」では追えない高速な被写体では、設定を「高」にすることでしっかりしたピントの追随ができるなど、被写体やシーンに合わせてAFの追従感度を調整できます。
「高速」「標準」「低速」の3種類から選択できるAF駆動速度。動きの速い被写体は「高速」にすることで素早いAFが可能。あまり動きのないシーンでは「低速」にすることで、フォーカスの移動速度を遅くし、なめらかなピント送りによる印象的な映像表現が可能です。
撮影時にカメラの電源が自動でOFFになる温度を設定できます。三脚などを使用する際、自動電源OFF温度を「高」にすることで、長時間の動画撮影が可能になります。
※ 手持ちで撮影するときは、[自動電源OFF温度]を[標準]に設定してください。[自動電源OFF温度]を[高]に設定するときは、三脚などをご使用ください。また、[自動電源OFF温度]を[高]にしても環境やカメラの温度によっては、撮影可能時間が変わらないことがあります
撮影した動画の再生中に決定的瞬間を選んで静止画として切り出し、保存することができます。4K動画からは約800万画素、フルHD動画からは約200万画素の静止画ファイルを作成できます。
α7 IIIをパソコン(*)にUSBで接続することにより、ウェブカメラとして使用することができます。大型センサーと多様な交換レンズによる印象的な映像や高いオートフォーカス性能など、ユニークで多彩な機能をオンライン会議やライブ配信、そして大切な人とのテレビ通話などの際に活用していただくことができます。
* 対応OS:Windows(R)10 64bit / macOS(2020年10月時点)
* 対応OSと、そのバージョンの最新情報についてはPCアプリケーション『Imaging Edge Webcam』 ホームページでご確認ください
* ソニー製カメラを高画質ウェブカメラとして簡単に活用できるPCアプリケーション『Imaging Edge Webcam』(イメージングエッジウェブカム)をインストールしていただく必要があります
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