* レンズ交換式デジタルカメラとして。2023年11月発表時点。ソニー調べ
従来のローリングシャッター方式のイメージセンサーを搭載したカメラでは、画像を撮像面の上部の画素から順に読み出すため、動く被写体を撮影する場合、像が歪むことがあります。一方、グローバルシャッター方式を採用した本機では、全画素を同時に露光し、読み出しを行うため、高速で動く被写体であっても像が歪むことがありません。たとえば、フルスイングしたゴルフクラブも歪むことなく撮影することができます。また、回路部と画素領域を積層配置することにより、高速信号処理回路を大幅に拡張。さらに、α9 IIから刷新したA/D変換方式との組み合わせにより、画素領域から高速に読み出された膨大な出力信号を内蔵メモリーに一時保管することが可能となり、信号を滞らせることなく、高速な処理が可能です。最新の画像処理エンジンBIONZ XRとの組み合わせで、有効約2460万画素データ量での最高約120コマ/秒(*)の高速連写、高速で高精度な像面位相差AFなど、圧倒的なスピード性能を実現しています。
* ソニー測定条件。撮影条件によっては連続撮影の速度が遅くなります。フォーカスモードがAF-Cのときは、装着するレンズによって連続撮影の速度が異なります。詳しくは、レンズ互換情報サポートページ をご確認ください
従来比最大約8倍(*1)の高速処理能力を持つ最新の画像処理エンジンBIONZ XRを採用。処理に要する時間を短縮するとともに、撮影時における処理能力を大幅に向上しました。この高い処理能力を持った画像処理エンジンと新規開発したイメージセンサーの組み合わせで、最高約120コマ/秒(*2)の連続撮影性能を可能にしています。さらに、高い階調表現、忠実な色再現性能や低ノイズ性能などの高画質化も実現。また、ユーザーインターフェース/ネットワーク/ファイル管理といった、メディア処理の負荷を分散することで、リアルタイム処理の負荷の大きさに関わらず、快適な操作レスポンスを実現しました。さらに、すべての静止画撮影モードにおいて、14bit RAWの高画質記録を可能にしています。
*1 画像処理エンジンBIONZ Xとの比較において。ソニー内部測定
*2 ソニー測定条件。撮影条件によっては連続撮影の速度が遅くなります。フォーカスモードがAF-Cのときは、装着するレンズによって連続撮影の速度が異なります。詳しくは、レンズ互換情報サポートページ をご確認ください
最新の画像処理エンジンBIONZ XRと画像処理アルゴリズムにより、高い質感表現を実現しました。可視光+IRセンサーとAIプロセッシングユニットを活用し、日陰のシーンでも正確なホワイトバランスが得られるようオートホワイトバランスを適切に調整します。また、人物の肌や植物の緑など個々に最適な色再現性や質感表現や、撮影光源に左右されない色の安定化に加え、ポートレートの肌色再現やハイライトの粘り(ロールオフ)など階調再現性も高めています。さらに、露出制御の精度も向上。画面内の顔の肌領域を検出し、最適な明るさになるようにAE性能が進化しました。逆光で顔が暗くなっている場合や、太陽光が顔に当たって明るすぎるシーン、横向きのシーンなどのAE制御が、従来比で約20%(*)安定しました。AIプロセッシングユニットを活用することで、顔にウエディングのベールなどの遮蔽物があるシーンでも、露出が安定するようになりました。
* α9 II比。ソニー内部測定
ブラックアウトフリー撮影では、静止画撮影時にシャッターを切ることによりファインダー像が消失するブラックアウトがなくなります。本機はファインダー像がブラックアウトすることなく、ライブビューで表示するため連続撮影中もまるで肉眼で被写体を捉えているかのような感覚で、シームレスに被写体を捉えながら撮影できます。一般的なEVFの弱点であった、実際の被写体の動きに対する表示の遅延時間を極限まで抑え、狙った一瞬を逃しません。また、EVFは撮影設定をライブビュー上で反映するため、あらかじめ作画イメージを確認しながら撮影できます。ブラックアウトフリー撮影によって、被写体の動きが高速かつ不規則なスポーツ撮影に加え、被写体の表情の変化を一瞬でも見逃したくないポートレート撮影など、さまざまなプロの現場において、これまでにない肉眼の見え方に近い撮影体験を提供します。
新開発のイメージセンサーでは、回路部と画素領域を積層配置することにより、高速信号処理回路を大幅に拡張。信号処理能力を向上させることで、高速連写時の情報伝達量の増大に対応しています。さらに、高速に読み出された膨大な出力信号をイメージセンサーに内蔵されたメモリーに一時保管することで、画像処理エンジンへの信号を滞らせることなく高速に処理が可能。画像処理エンジンBIONZ XRとの組み合わせにより、α9 IIの6倍となる最高約120コマ/秒(*)の新次元の連続撮影性能で、撮り逃すことのできない一瞬を捉えます。
* ソニー測定条件。撮影条件によっては連続撮影の速度が遅くなります。フォーカスモードがAF-Cのときは、装着するレンズによって連続撮影の速度が異なります。詳しくは、レンズ互換情報サポートページ をご確認ください
新開発イメージセンサーの読み出し高速化により、α9 IIの2倍となる最高約120回/秒(*1)のAF/AE演算を実現しました。複雑な動きでスピードに緩急のある被写体でも、従来モデル以上に高い精度でAF追随し続け、急激な輝度変化に対してもAEが即時対応します。また、連続撮影中も絶え間なく測距することが可能で、精度の高い追随性を維持し続けることができます。
*1 シャッタースピードが1/160秒以上の場合に有効です。装着レンズや撮影設定によって異なる場合があります
*2 ソニー測定条件。撮影条件によっては連続撮影の速度が遅くなります。フォーカスモードがAF-Cのときは、装着するレンズによって連続撮影の速度が異なります。詳しくは、レンズ互換情報サポートページ をご確認ください
グローバルシャッター方式のイメージセンサー搭載によりメカシャッターレス化を実現。メカシャッターでは実現が難しかった制約から解放され、静止画時では最速シャッタースピード1/80000秒に到達。高速で動く被写体であっても、止まっているかのように一瞬を捉えた表現ができます。
*1 Ver.2.00以降のファームウェアにて、連続撮影時もシャッタースピードの上限が1/80000秒までになりました
*2 F値が1.8より明るい設定で撮影すると、シャッタースピードが上限1/16000秒になります。高分解シャッター機能使用時、レンズ未装着時はシャッタースピードは1/80000秒になりません
レリーズタイムラグとファインダー/モニター表示のどちらを優先するかを選択できるようになりました。デフォルトの[自動/切]では、撮影開始時にブラックアウトが表示されない撮影となり、表示の遅延時間が最適となるようにレリーズタイムラグが制御されます。[最速レリーズ]に設定すると、撮影開始時の1枚目がブラックアウトされ、シャッターラグが短くなることを優先します。[安定レリーズ]を選択すると、撮影開始時の1枚目がブラックアウトされ、レリーズタイムラグのばらつきが少なくなることを優先するので、意図した瞬間にシャッターを切りやすくなります。
シャッターボタンを押す前の瞬間を記録できるようになりました。シャッターボタンを半押ししながら被写体を捉えた後に全押しすると、半押ししていた最大1秒前(*2)までの連写画像を記録することができるプリ撮影(*1)機能を搭載しています。飛び立つ瞬間に全押しが間に合わなくても、シャッターボタンを押す前にさかのぼって撮影されています。また、すべてのファイル形式/画像サイズでクロップされることなく、AF/AE追随最高約120コマ/秒(*3)の連続撮影ができるので、高画質なまま多くの瞬間をさかのぼって記録できます。
*1 連続撮影の速度が速い場合、本機の温度が上昇しやすくなります。そのため、撮影環境温度によっては機器保護のためプリ撮影を停止することがあります
*2 撮影条件によっては、さかのぼれる時間が短くなります
*3 ソニー測定条件。撮影条件によっては連続撮影の速度が遅くなります。フォーカスモードがAF-Cのときは、装着するレンズによって連続撮影の速度が異なります。詳しくは、レンズ互換情報サポートページ をご確認ください
連写速度ブーストを割り当てたカスタムボタンを押すことで、事前に設定しておいた連写速度に撮影中の任意のタイミングで、事前に設定しておいた連写速度に変更できるようになりました。たとえば60コマ/秒で連続撮影中、決定的瞬間が来るタイミングで最高約120コマ/秒(*2)など高速連続撮影に変更可能です。この機能をカスタムボタンに割り当てて連写速度を変更することもできます。プリ撮影と違い、決定的な瞬間が来るタイミングがわかっているスポーツ競技などに最適で、すばやく連写速度を変えられます。
*1 連続撮影中に連写速度ブーストを使用し、低速から高速(60枚/秒以上)、または、高速から低速(30枚/秒以下)に切り替えると、連続撮影が途切れるタイミングがあります
*2 ソニー測定条件。撮影条件によっては連続撮影の速度が遅くなります。フォーカスモードがAF-Cのときは、装着するレンズによって連続撮影の速度が異なります。詳しくは、レンズ互換情報サポートページ をご確認ください
バッファメモリーの大容量化やシステムの高速化などにより、30コマ/秒連写(*1)でJPEG(ファイン)を約390枚(*2)、120コマ/秒連写(*1)でJPEG(ファイン)を約192枚(*2)の連写持続性能を実現。スポーツ撮影などにおいて、タイミングを逃すことなく安心して撮影できます。
*1 ソニー測定条件。撮影条件によっては連続撮影の速度が遅くなります。フォーカスモードがAF-Cのときは、装着するレンズによって連続撮影の速度が異なります。詳しくは、レンズ互換情報サポートページ をご確認ください
*2 ソニー製CFexpress Type Aメモリーカード CEA-G160T(別売)使用時。ソニー測定条件
ソニーの最新光学技術を盛り込んだEマウントレンズと本機を組み合わせることで、AF/AE追随しながら最高約120コマ/秒(*)で決定的瞬間を切り取ることができます。
* ソニー測定条件。撮影条件によっては連続撮影の速度が遅くなります。フォーカスモードがAF-Cのときは、装着するレンズによって連続撮影の速度が異なります。詳しくは、レンズ互換情報サポートページ をご確認ください
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