ソニーが持つ最先端技術を余すことなく投入し、圧倒的なスピード性能、G Masterならではの優れた解像性能と自然で美しいぼけ描写、プロの撮影を支える高い操作性と信頼性のすべてを圧倒的な軽量化を実現したボディに凝縮した大口径超望遠レンズです。Eマウント初の超望遠単焦点レンズをラインアップに加え、躍動的かつ決定的な瞬間を高画質に収めることが求められるスポーツや報道、野生動物などの撮影領域でプロフェッショナルのニーズに応えます。
[ 高速・高精度AF ]
飛躍的進化を遂げるカメラボディのスピード性能を最大限に発揮させるため、従来のリニアモーターよりも推力効率を高めたXD(extreme dynamic)リニアモーターを新開発。スポーツ撮影のプロが求める高いレベルでの被写体をとらえて離さないAF追随性を実現しています。
[ 高画質 ]
G Masterとしての高い設計基準のもと、蛍石レンズ3枚をはじめとするエレメントを効果的に配置した新規光学設計を採用。望遠レンズで発生しがちな色収差を徹底的に補正し、中心から周辺まで極めて高い解像性能を実現しています。また、球面収差も良好に補正するとともに、製造工程でも1本1本球面収差調整を行うことでぼけの質を高め、G Masterならではの解像性能とぼけ味を両立しています。
[ 業界最軽量クラス(*1) ]
G Masterとして極めて高い描写性能を確保しながら、同時に約2,895gという鏡筒設計において業界最高クラス(*1)の軽量化を達成。加えて撮影時の操作性にも配慮し、小型軽量なEマウントカメラと組み合わせて重心バランスが最適となるように設計することで、一脚撮影時と手持ち撮影時のどちらでも俊敏で正確なパンニングを可能にします。
[ 堅牢性&操作性 ]
防塵・防滴に配慮(*2)した設計、レンズ最前面へのフッ素コーティングの採用など、過酷な撮影フィールドでの使用に耐える高い耐久性・堅牢性を備えています。さらに、光学式手ブレ補正を内蔵し、動体撮影時のフレーミングの安定性を重視し手ブレ補正のアルゴリズムを最適化したMODE3を新搭載。プロの撮影を支える高い操作性を実現しています。
レンズ構成:17群23枚(フィルター1枚含む)
最短撮影距離:2.7m
最大撮影倍率:0.16倍
焦点距離イメージ:600mm(*3)
フィルター径:φ40.5mm
大きさ:最大径φ158.1mm、全長359mm
質量:約2,895g(三脚座込)
*1 35mmフルサイズセンサー搭載デジタルカメラ用の焦点距離400mm F2.8交換レンズとして。2018年10月時点。ソニー調べ
*2 防塵・防滴に配慮した構造となっていますが、ほこりや水滴の浸入を完全に防ぐものではありません
*3 撮像素子がAPS-Cサイズのレンズ交換式デジタルカメラ装着時の35mm判換算値(mm)
飛躍的進化を遂げるカメラボディのスピード性能の将来を見据え、従来よりも推力効率を高めたXD(extreme dynamic)リニアモーターを新開発。従来のリニアモーターの構成部品やレイアウトなどを徹底的に見直し、構造を刷新することで、大幅な高推力化を実現。このXDリニアモーターを2つ搭載することにより、従来比最大約5倍(*)の動体追随性能を実現。カメラボディのスピード性能を最大限に発揮し、動きの激しいスポーツや俊敏な野生動物などの一瞬の動きの変化さえも逃さずにとらえ続けます。
さらにXDリニアモーターに最適化された新制御アルゴリズムも同時に開発。この組み合わせにより、制御信号に対する応答性を高め、大口径フォーカスレンズ群を駆動させる際に発生しやすい駆動遅延や微振動を最小限に抑え、静粛かつ低振動なAF駆動も同時に実現しています。
* α9装着時。300mm F2.8 G SSM II(マウントアダプターLA-EA3経由)比。ソニー測定条件
新開発の絞り駆動機構の搭載により、絞り駆動速度のさらなる高速化を実現。α9と組み合わせることで(*)、F22まで絞って撮影する際もAF追随しながら高速連写が可能です。連写で流し撮りをする際や、より被写界深度を深くして被写体を連写する際なども、絞り値に制限されることなく動体を高速・高精度AF追随連写でとらえ続けます。
* α9の本体ソフトウェアを最新のバージョンにアップデートする必要があります
※ α9に本レンズを装着した際の最高連写速度は、F11以下で20fps、F13以上で10fpsになります。(最新のα9本体ソフトウェア使用時。連続撮影モード「Hi」、AF時の絞り駆動「フォーカス優先」時。シャッタースピードが1/125秒以上の場合。撮影設定や条件によって最高連写速度は異なります)
G Masterとして妥協のない光学設計を行い、周辺部まで極めて高いコントラストを保つよう配慮して設計。蛍石レンズ3枚をはじめとする光学エレメントを効果的に配置することで、大口径望遠レンズで発生しがちな軸上色収差や、画面周辺の解像低下につながる倍率色収差を徹底的に補正。色にじみを抑え被写体のディテールまで精緻に描写します。
球面収差を良好に補正する新光学設計を採用するとともに、製造工程でも1本1本球面収差調整を行うことでぼけの質を高めています。さらに新設計の11枚羽根円形絞りの採用により、美しい円形ぼけも実現。400mm F2.8の浅い被写界深度を生かし、G Masterならではのとろけるようなぼけ味を実現しています。
別売の高性能テレコンバーター(1.4倍/2.0倍)に対応(*)し、最大800mm(APS-Cカメラでは最大1200mm相当)の望遠域を開放F5.6で撮影可能。テレコンバーター装着時も高速・高精度なAF性能を発揮し、G Masterならではの高い描写性能を最大限に引き出します。
* 開放絞り値はそれぞれF4/F5.6となります
ソニー独自のナノARコーティングの採用に加え、鏡筒内壁に効果的に植毛を施すなど、鏡筒内面の反射率を大幅に低減する設計により、フレア・ゴーストを抑えた抜けの良いクリアな描写を実現しています。
大幅な軽量化と非常に優れた描写性能を高い次元で両立するため、蛍石レンズ3枚をはじめとするエレメントを効果的に配置し、重量化につながる鏡筒前方のレンズ配置を少なく抑えた新規光学設計を採用。鏡筒にも軽量かつ堅牢性に優れたマグネシウム合金製の部品を採用することで、業界最軽量クラス(*1)約2,895gの高い機動性を実現。撮影フィールドでの持ち運びや手持ち撮影時の重量負荷を大きく軽減します。
さらにフロントヘビーとならないように最適な重量バランスを追求することで、回転運動に対する抵抗の大きさを表す慣性モーメントの値を500mm F4 G SSMに対して最大約50%低減(*2)。一脚撮影時と手持ち撮影時のどちらにおいても俊敏かつ正確なパンニングを可能にします。
*1 35mmフルサイズセンサー搭載デジタルカメラ用の焦点距離400mm F2.8交換レンズとして。2018年10月時点。ソニー調べ
*2 α9+縦位置グリップVG-C3EM装着時。500mm F4 G SSM+α99 II比。ソニー測定条件
AF-Cモード時でもフォーカスリングを回転させるだけで瞬時にマニュアルフォーカスが可能なフルタイムDMFスイッチを搭載。AF撮影時に別の被写体にピントが引かれたときでも、フォーカスリングを回転させれば被写体近辺にピント位置をすばやく戻せます。また、ボディ側で「シャッター半押しAF(静止画)」を切に設定し、シャッターボタン以外でAFを行えるようにしておけば、AF後にマニュアルフォーカスでピントを追い込みレリーズを切ることも可能。さらにフォーカスレンジリミッター設定中も、制限範囲を超えてピント位置を移動できます。
※ DMF設定時はAF-S固定になるのに対し、フルタイムDMFではAF-Cで撮影中もマニュアルフォーカス操作可能。また、AF撮影中のフォーカスリング誤操作によるトラブルを避けたい場合などは、フルタイムDMFスイッチをOFFに設定することでフォーカスリングを無効化することも可能
光学式手ブレ補正機構を内蔵。手持ちでも被写体をシャープにとらえます。また、流し撮りに対応したMODE2に加え、動体撮影時のフレーミングの安定を重視し手ブレ補正のアルゴリズムを最適化したMODE3を新搭載。スポーツなど動きが不規則で激しい被写体の撮影時でも、従来の手ブレ補正モードより被写体を追いやすくなります。さらに5軸ボディ内手ブレ補正機構搭載のαボディに装着すれば、5軸方向のブレ補正で撮影を強力にサポートします。
* α9装着時にMODE3をお使いたただくにはα9の本体ソフトウェアを最新のバージョンにアップデートする必要があります。その他のカメラボディとの機能互換性の詳細は サポートページ をご覧ください
フォーカスリングには、マニュアルフォーカス時の繊細なリング操作にもレスポンスよく反応するリニア・レスポンスMFを採用。リング回転角度にリニアなフォーカス移動が可能であるため、撮影者の意図をダイレクトに反映した、精緻なピント合わせが可能です。
フォーカスホールドボタンをレンズ鏡胴部に4箇所配置。あらゆるホールディングスタイルでも瞬時にフォーカスホールドが可能です。さらにボディ側メニューでのカスタマイズにより、瞳AFなどお好みの機能を割り当てることが可能です。
プリセットフォーカス/ファンクション(*)の2つの機能を切り換えて操作可能なファンクションリングを初搭載。モード切り換えスイッチにより、使用する機能をプリセットフォーカス/ファンクションから選択可能です。
[ プリセットフォーカス ]
あらかじめフォーカスプリセットボタンで任意のピント位置をレンズに記憶させておけば、ファンクションリングをどちらかに回すことで記憶させたピント位置に瞬時に移動可能です。スポーツなど展開の早い被写体を撮影中も、決定的瞬間を逃さずに撮影できます。フォーカスモードがAF/MFでも操作でき、フォーカスレンジリミッター設定中も、制限範囲を超えてピント位置を瞬時に移動させることが可能です。
[ ファンクション(*) ]
カメラボディ側のメニューからアサインする機能を選択可能です。パワーフォーカス設定時には、モード切り換えスイッチをFUNCTIONに設定している状態でファンクションリングを回せば、一定の速度でスムーズにピント送りができ、動画撮影時などに便利です。ファンクションリングを回す角度によって、ピント位置の移動速度も調整可能です。その他、APS-C/フルサイズ切り換えを設定すれば、瞬時にAPS-C画角とフルサイズ画角の切り換えが可能です。
* ファンクションモードの場合は初期設定でパワーフォーカス機能がアサインされています。α9装着時にAPS-C/フルサイズ切り換えを本レンズのファンクションにアサインするには、α9の本体ソフトウェアを最新のバージョンにアップデートする必要があります。その他の機能互換性や、その他のカメラボディとの機能互換性の詳細は サポートページ をご覧ください
市販のφ40.5mm NDフィルターのほか、別売の差し込みタイプの円偏光フィルター(VF-DCPL1)を装着可能。円偏光フィルターはレンズに装着した状態でもフィルターの回転が可能です。
※ あらかじめノーマルフィルターが標準装備されています。フィルターはレンズ光学系の構成要素の一部ですので、撮影時にはノーマルフィルターまたは円偏光フィルターのいずれか1枚を必ず取り付けてください。またプリセットフォーカスを使用する場合は、ピント位置を記憶させる前にフィルターを装着してください
三脚座にベアリングを用いることで高い耐久性とスムーズな回転を実現。さらに使用状況や好みに合わせて、三脚座リングの90度ごとのクリックストップをON/OFFできる三脚座リングクリック切り換えスイッチも搭載しています。クリックストップをONにセットすれば、よりダイレクトな縦位置横位置の切り換えが可能で、OFFにすれば、回転時の抵抗の少ない、よりスムーズな切り換えができます。
※ 三脚座は着脱不可です
あらかじめ合焦する範囲を限定し、迅速なフォーカシングを可能にするフォーカスレンジリミッターを搭載。FULL/7m-2.7m/∞-7mの3つの範囲から選択可能です。
防塵・防滴に配慮した設計を施すことで、屋外での過酷な撮影環境での使用にも十分耐えられる信頼性を確保しています。
※ 防塵・防滴に配慮した構造となっていますが、ほこりや水滴の浸入を完全に防ぐものではありません
鏡筒外装や三脚座だけでなく鏡筒内部にも惜しむことなく剛性の高いマグネシウム合金を採用。過酷な環境下での使用にも耐えられる高い堅牢性と軽量化を同時に実現しています。
レンズ最前面のフッ素コーティングが、レンズ表面への汚れの付着を防止。撥水・撥油効果が高いため、汚れが付着した場合も簡単に拭き取ることができます。
軽量で堅牢性に優れたカーボンファイバー製のレンズフードを採用。フード内側にも植毛を施すことで高い遮光効果も実現しています。
プロフェッショナルユースに応える信頼性を実現するために、マウント固定用のねじ本数を従来より増やすなど、マウント部の剛性と耐久性を高めています。
輸送時の振動や外部からの衝撃などに配慮し、トランクタイプの専用ハードケースを付属しています。
ソニーストアはメーカー保証内容<3年>付き
現在実施中のさまざまなキャンペーンや、販売中のオリジナル商品をご紹介します。
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