GPS機能を内蔵し、画像データに撮影した位置情報を自動で記録できます。付属のソフトウエア「PMB」を使って、位置を記録した画像をパソコンに取りこめば、撮った写真を地図上に表示できます。
撮影シーンやイメージに合わせて、写真を仕上げられる「クリエイティブスタイル」機能。「スタンダード」「ビビッド」「ポートレート」「風景」「夕景」「白黒」の6種類のモードから選択すれば、カメラが最適な画像処理と調整を行います。さらにコントラスト、彩度、シャープネスを調整して好みに合わせて画像を仕上げられます。また動画撮影時にも、「クリエイティブスタイル」機能を設定できます。
プレビューボタンを押すと設定した絞り値にレンズの絞りが調整されるので、撮影前に背景のぼけ具合を確認できます。プレビュー中でもコントロールダイヤルで絞りを変更でき、画像を見ながら背景ぼけを調整できます。また見やすい明るさに自動調整するため、絞りこんで暗くなる場合にも、ぼけの効果をしっかりチェックできます。
マクロ撮影など、手動で厳密にピントを合わせたいときに便利なピント拡大機能です。画面の一部を約7.5倍、または約15倍に拡大し、細かなピント合わせが可能です。
ファームウエアのアップグレードにより、よく使うモードや機能をD-RANGEキーに割り当てられ、ボタンを押すだけでスピーディーに設定を変更できます。
ワンタッチで露出を固定できるAEロックボタンを独立して配置。撮りたい被写体の露出を変えずに、構図だけを変更したいときに便利です。
撮像用のCMOSセンサーがとらえた画像を1200分割して測光するため分解能力が高く、測光精度が飛躍的に向上。測光モードは、各エリアの測光データをもとに適正な露出を決める「多分割測光」。画面の中央部に重点をおきながら、全体の明るさを平均的に測光する「中央重点平均測光」、中央部のスポット測光サークル内のみで測光を行う「スポット測光」から、好みやシーンに合わせて選択できます。
カメラがシーンの光源を自動で判定して、見たイメージに近い自然な色あいを再現する「AWB(オート)」モード。そのほか、赤みや青みを強調したい場合には、「太陽光」「電球」「蛍光灯」などの6種のプリセットモードから選択できます。さらに「色温度&カラーフィルター」「カスタム」を使用して、表現に合わせて色彩を細かく調整できます。
カメラが明るさを判断して自動的にポップアップする内蔵フラッシュを搭載。暗い場所だけでなく、人物の表情が暗くなりがちな逆光シーンでも自動で発光し、表情を鮮やかに撮影できます。照射角は18mmレンズまでの画角をカバーし、発光量はガイドナンバー10です。フラッシュモードは、「自動発光」のほか、雰囲気のある夜景ポートレートが撮れる「スローシンクロ」、動きの軌跡を表現できる「後幕シンクロ」や、「強制発光」「赤目軽減発光」にも対応しています。
CMOSセンサー前面のローパスフィルターに特殊なアンチダストコーティングを施し、レンズ交換時に入りやすいゴミやほこりの吸着を防止。さらに電源オフのたびに自動でセンサーを振動させるアンチダスト駆動により、ゴミやほこりをセンサーにつきにくくしています。
“メモリースティック PRO デュオ”や“メモリースティック PRO-HG デュオ”、SD/SDHCメモリーカードに対応したマルチスロットを搭載。最新のSDXCタイプのSDメモリーカードにも対応しています。