法人のお客様ラージセンサーカメラBURANO特長 : 高品位な映像表現の実現
特長 : 高品位な映像表現の実現

8.6K フルフレームセンサーによる高品位な画質の追求

35mmフルフレームイメージセンサーを搭載しており、広大なラチチュードと広色域による優れた映像表現を実現します。またフルフレームセンサーならではの大きく美しいぼけやダイナミックな広角撮影も特長です。最大解像度 8632×4856 に対応し、オーバーサンプリングよる高品位な4K映像を制作することが可能です。

さまざまなイメージスキャンモードに対応

フルフレームおよびSuper 35mmの撮像サイズで16:9および17:9の読み出しに対応しています。8.6K 30p(FF)、 6K 60p(FF crop)、5.8K 60p(S35)、4K 120p(S35 crop)などのイメージスキャンモードで、多彩な画質によるコンテンツ制作に対応します。

Ver. 2.0で追加されるイメージスキャンモード(2025年3月以降提供予定)

16stopのワイドラチチュードと低ノイズを実現

16stopの広大なラチチュードを実現。ハイライト部から暗部まで幅広い輝度条件の下で低ノイズで美しい映像をキャプチャーすることができ、グレーディング作業において高い自由度をもたらします。

撮影環境に合わせノイズを抑制できるデュアル・ベースISO

ISO 800とISO 3200の2つの基準ISO感度を持つデュアル・ベースISOを搭載。明るい環境下ではISO 800、暗いシーンではISO 3200と、基準ISO感度を使い分けることで広いラチチュードを生かしつつ、ノイズを抑えたクリアな映像表現が可能です。

BT.2020を超える広色域

BURANOは、S-Gamut3/S-Gamut.Cineを搭載し、VENICE 2と同様にBT.2020、DCI-P3を超える色域をカバーします。またS-Log3を活用することによりグレーディング時の自由度が飛躍的に向上します。VENICE 2と同様の色再現ができるため、VENICE 2と組み合わせた撮影でも、広色域を生かしたポストプロダクションのワークフローが効率的に行えます。

内部記録フォーマット

X-OCN LT(*)、XAVC H、XAVCの3つの記録フォーマットに対応しています。X-OCNは広大なラチチュードでとらえた情報を、階調豊かな16bitのシーンリニアデータで記録できるソニー独自の圧縮RAWフォーマットです。なかでもX-OCN LTはデータサイズが軽量なため、8Kコンテンツのファイル転送時間やストレージサイズの負荷を軽減し、ポストプロダクションのワークフローを効率化します。
XAVC H(TM)は8K記録に適した圧縮効率の高い新記録フォーマットです。現像を伴うRAWワークフローよりもポストプロダクションプロセスが容易で、データサイズも小さく、8K30p画質を1200Mbpsで記録するXAVC H-I HQ、および800Mbpsで記録するXAVC H-I SQによる、10bit S-Log3記録が可能です。

* 記録フォーマットX-OCN XTおよびX-OCN STには非対応です

新たに加わった印象的な4種類のルック

撮影現場における多様なご要望にお応えするため、既存のs709や709(800)に加えて、新たにWarm、Cool、Vintage、Teal and Orangeの4種類のルックを新たに追加しました。(Cine EI時)
撮影モードがCustomモードの時は、S-Cinetone(TM) やHLG Liveといったルックを適用できます。

Warm

心和む柔らかな雰囲気の演出を狙ったLookです。温かい光に照らされた被写体の色の濃淡がリッチに描き出されます。人物の肌を血色良く健康的に見せる効果も得られます。

Cool

「陰の冷たさ」の視覚化によるクール感の演出を狙ったLookです。ミッドナイトブルー、黄昏どきに降りてくる青い帳、夜明けのまだ醒め切らない街の涼しさなどを表現することができます。

Vintage

眼前のシーンを昔に撮られた古い映像のように見せる用途を意識したLookです。

Teal and Orange

同名のフィルムLookを現代のデジタルカメラ向けにデフォルメしたLookです。補色の効果により、ブルー基調の背景と人物との間のコントラストが強調されます。人物に強くフォーカスした映像を撮るという特別なアプリケーションに向いています。

PLマウントおよびEマウントに対応

PLマウントが標準で装着されており、Super 35mmおよびフルフレームのPLレンズを使用できます。マウントは「Cooke/i Technology」に対応しており、対応レンズと組み合わせることで、レンズの基本情報がメタデータとしてフレーム単位で記録されます。また、PLマウントアダプタを取り外すことでEマウントレンズが使えます。レバーロックを採用することでリグ装着状態でもレンズを回転せずに交換できます。超広角から超望遠まで幅広いラインアップのEマウントレンズで、さらに効果の高い手ブレ補正機能やAF機能を活用でき、より機動性の高いソロ撮影をサポートします。

アナモフィックレンズのデスクイーズ機能

アナモフィックレンズに対応したデスクイーズ機能を搭載しています。使用するアナモフィックレンズの倍率に合わせ、モニタリングメニューで1.3/2.0xから選択でき、LCDモニター表示以外に、 FHD解像度での外部出力時にも適用できます。(X-OCN LT撮影時はSDIもしくはHDMI、X-OCN以外ではHDMI出力に適用できます)

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