法人のお客様ラージセンサーカメラBURANO特長 : ソロ撮影にも対応する高い機動力
特長 : ソロ撮影にも対応する高い機動力

BURANOは小型軽量なボディにソニーならではのユニークかつ先進の撮影機能を搭載したシネマカメラです。ラージセンサーの魅力ある高品位な映像表現を少数のクルーでも撮影可能にするために、電子式可変NDフィルターと、PLマウントカメラとしては世界初(*)となるボディ内蔵光学式手ブレ補正機構を同時に小型筐体に搭載しました。またEマウントレンズを用いたファストハイブリッドAFや被写体認識AFに対応しており、機動力の高い撮影を強力にサポートします。

* 2023年9月発表時点、ソニー調べ。PLマウント標準搭載のカメラにおいて

ソニー独自の小型化技術によるコンパクトな筐体

BURANOは、ソニーの最上位デジタルシネマカメラ「VENICE2」と比較して約33%軽量な2.9kg(PLマウントアダプタ装着時)です。加えて、クリエイターの声を反映し、操作部材の形状や配置、ボタンやキーのレイアウトを少数クルーや単独での撮影向けに最適化しています。小型・軽量化と高い操作性により、撮影者の負荷を大幅に軽減します。

電子式可変NDフィルター

電子制御により0.6(1/4)から2.1(1/128)までシームレスに濃度を変更することができるソニー独自の「電子式可変NDフィルター」を内蔵。撮影中に操作スイッチ面のNDダイヤルですばやく調整でき、フィルター交換の手間が省けます。NDフィルターユニットは従来よりも薄型化を図り、ボディサイズを小型に抑えながらボディ内蔵光学式手ブレ補正機構との両立を実現しました。アイリスで被写界深度をコントロールし、そこからNDフィルターで露出を調整すれば、被写界深度を変化させずに最適な露出を得ることができます。本機は2つのNDフィルターモードを備えており用途に応じてND STEP/VARIABLEスイッチで切り替えできます。また自動的に適正露出へ濃度調整を行う「オートND機能」も搭載し、オートアイリスのようにNDフィルターを使うことができます。

PLマウントレンズにも対応した新開発ボディ内蔵光学式手ブレ補正機構

PLマウントカメラとして世界で初めて(*1)PLマウントレンズ装着時のボディ内蔵光学式手ブレ補正機構に対応しました。コンパクトな筐体に搭載したジャイロセンサー、新開発の手ブレ補正機構と制御アルゴリズムにより、手持ちや歩きながらの撮影する場合に発生するカメラブレを効果的に補正します。デジタル一眼カメラαシリーズで培った高い手ブレ補正効果がPLレンズでの手持ち撮影をもサポートし、大がかりな機材やセットアップを必要としないため、これまでにない映像表現や効率的な映像制作を可能にします。

PLマウントレンズ
「PL Stabilization」メニューから装着するレンズに合わせあらかじめ[Low]に設定することで一定の効果が得られます(*2)。シネマカメラでの撮影に、これまでにない機動力をもたらします。またSuper 35mm設定時はより補正効果を高めた[High]を選べます(*3)。

Eマウントレンズ
コンパクトなソニー製Eマウントレンズ装着時は「SteadyShot」から通常の[Standard]またはより高い補正効果が得られる[Active](*3)(Super 35mmのみ)を選ぶことで、カメラが自動的にレンズに合わせ最適な効果が得られるよう5軸で制御し、より大きなブレを精度高く補正します。

メタデータに対応
撮影時に生成された手ブレ情報はメタデータとして収録ファイルに付加できます(*4) 。ポストプロダクションでCatalyst Browse/Catalyst Prepare/Catalyst Prepare Pluginソフトウェアを用いて手ブレ補正処理を短時間かつ高精度に行うことができます。

*1 2023年9月発表時点、ソニー調べ。PLマウント標準搭載のカメラにおいて
*2 Monitoringメニュー > De-Squeeze機能が1.3xまたは2.0xの場合、手ブレ補正は使用できません
*3 X-OCN や、S&Q MotionがONの時、 [HIGH]または[Active]に設定はできません
*4 手振れ補正用の情報(ジャイロデータ)をメタデータに記録するには カメラ本体の手ブレ補正機能を[切]または[アクティブ]にして撮影してください。なお、S&Qモードの120fsp選択時は手振れ補正用の情報(ジャイロデータ)の書き込みは行われません

タッチフォーカス対応のAFシステム

70本を超えるEマウントレンズと組み合わせることで、高速性と追従性に優れた位相差検出方式とフォーカス精度の高いコントラスト検出方式のメリットを兼ね備えたファストハイブリッドAFが使えます。小規模やソロ撮影、ジンバルを用いた撮影などにおいてカメラ任せのAFを可能にします。便利なタッチ操作にも対応しています。

ファストハイブリッドAF
ほぼ画面全体をカバーする範囲に像面位相差検出AFセンサーを高密度に配置。高速性・高追従性を実現し、被写界深度の浅い条件下でも被写体をスムーズで精度高く捉え続けることができます。フォーカスエリアは、ワイド、ゾーン、フレキシブルスポットから選択できます。さらにフォーカス速度を7段階、被写体の乗り移り感度を5段階に設定可能です。

被写体認識AF
AIを用いて進化した被写体認識に対応したAIプロセッシングユニットを搭載し瞳だけではなく人間の体、頭部の位置をより高精度に認識します。「被写体認識AF」機能が、画面内に人物の顔を検出すると自動的に枠が表示されます。ピントを合わせたい人物の顔にタッチすればその人物の顔を精度高く追従し続けます。例えば、うつむいた顔や髪の毛が顔にかかっているような場面でも、しっかりと瞳を捉え、被写体と撮影者の距離が変わるような撮影でも安定したAFを実現します。 

タッチ操作
狙いたい被写体をタッチ操作で指定できるタッチフォーカスや、被写体を追い続けるタッチトラッキングにも対応。

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