小型のボディに以下の受信帯域を搭載。
WL:テレビホワイトスペースの低周波数帯域 TV13-24ch (470-542MHz)
WM:テレビホワイトスペースの中周波数帯域 TV29-40ch (566-638MHz)
WH:テレビホワイトスペースの高周波数帯域 TV41-52ch(638-710MHz)+710-714MHz
G:1.2GHz帯(1.2G:1.2L、1.2M、1.2H/1.24-1.26GHz)
B:B帯(806.125-809.750MHz)
搭載された帯域の2台の送信機の、同時受信が可能です。
トランスミッターの設定(ローカットフィルターやアッテネーターの操作、チャンネル、電源スリープなど)を制御できるワイヤレスリモートコントロール機能を搭載しています。
搭載されたチャンネルの周波数帯域をスキャンし、空いている受信チャンネルをサーチし設定することができます。送信機とペアリングされている時は、クロスリモート機能により、送信機のチャンネルも同時に設定可能です。
そのエリアで使用中のチャンネルを探して、受信チャンネルを設定することができますので、遠方の送信機が簡単に受信できます。
送信機のバッテリーの残量をモニターし、消耗する前に、バッテリーマーク表示の点滅にてアラームを表示します。
1チャンネル受信時、未使用受信部の電源を切っておくことが可能です。
市販の日本語106 USBキーボードを接続することで、ディスプレイ上のメニューを操作したり、秘匿通信機能のパスワードを入力したりすることができます。
※ USBケーブルを接続する際、USB端子側にあるアンテナをはずしてください
AES/EBUの同軸型出力端子、およびワードシンクイン端子を装備しています。デジタル出力の未使用時、その出力部分の電源を切っておくことが可能です。
単3形アルカリバッテリー6本による使用のほか、カムコーダーなどに取り付けたときに便利な外部電源端子が用意されています(専用電源ケーブル付属)。また、市販のBP電源用同軸端子も搭載しています。
音声出力をヘッドホンで確認できます(モニターレベル調整可能)。
別売のポータブルベースユニットPB-01に収納すれば、放送ロケやホール・PAで可搬型、設置型両用で運用できる多チャンネルの受信システムを構成することが可能です。
【MODE1】
第一世代のDWXシリーズ(現行デジタルB帯モデル)と同じ遅延のあるオーディオコーデックモードです。現行デジタルワイヤレスB帯モデルには、送受で3.4msecの遅延がありますので、これと遅延量を同じにしたい時のために、このモードを搭載しています。
【MODE2】
通常の環境下(スタジオ内や標準的なロケなど)では、このモードでの使用を推奨しています。
イヤモニなどを使用する音楽関連のご使用には、このモードの利点が発揮されます。送受で1.7msecの遅延ですが、2014年末のバージョンアップで遅延は、1.5msecとなります。
【MODE3】
安定した伝送性能を優先した、オーディオコーデックモードです。
不測の妨害波によるノイズや音切れを抑制する信号処理を追加し、より信頼性の高い伝送を実現しています。遅延は送受で4.0msecです。特に飛距離を必要とする、ゴルフ中継や野外イベント時などでご利用されると便利です。