プラグインパワー方式のマイクロホンや、ソニー製のBMPタイプのラベリアマイクロホンに対応した外部入力端子を備えています。
チューナー1、チューナー2、および外部マイクから入力された音声信号は、メニュー設定によりそれぞれOUTPUT1(L ch)、OUTPUT2(R ch)のどちらかまたは両方に割り当てることができます。これにより、それぞれの音声信号を自在にミックスしてステレオもしくはモノラルとして出力することができ、スピーディーな素材作りに寄与します。
1つのチャンネルに対して2本のアンテナを使用し、CPUがRF信号レベルの低下を検知した瞬間に動的にアンテナ切り替えを行うとともに、DSP処理により切り替えノイズを抑制する、ソニー独自のダイナミック スイッチング ダイバーシティ方式を採用しています。これにより、より強い電波を受信しているアンテナを効果的に選択することで、ドロップアウトに強い安定した伝送を実現します。
DSPを搭載し、デジタルコンパンダー処理によって高音質な伝送を実現。コンパンダーモードを切り換えることにより、ソニー製アナログワイヤレスマイクロホンシステム(UWPシリーズ、WRTシリーズ)の送信機と組み合わせて使用できます。
未使用のチャンネルを探す「クリアチャンネルスキャン」と、使用中で受信可能なチャンネルを探す「アクティブチャンネルスキャン」の2種類の周波数スキャン機能を搭載しています。これにより、スピーディーで安全な運用チャンネルのセッティングが行えます。
UWP-Dシリーズの送信機と組み合わせて使用する場合、本機で設定した周波数とコンパンダーモードを赤外線通信機能で送信できるため、短時間でチャンネル設定が完了します。
単3形アルカリ乾電池2本で約4.5時間動作します。ニッケル水素充電池、リチウム電池も使用できます。
ソニー製のビデオカメラレコーダーやレンズ交換式デジタルカメラなどのマルチインターフェースシューを登載したカメラをお使いの場合、別売りの専用シューマウントアダプターSMAD-P3Dを使用することにより、ケーブル不要で、受信機からカメラへのオーディオ信号の伝送が可能です。