ソニーの新開発デジタルオーディオプロセシングは、DSP(デジタルシグナルプロセッサー)を使用したデジタルエキスパンディングにより高音質を実現します。
各チャンネルに2つの受信回路を搭載し、送信機からの電波を同時に受信して受信状態の良好な方を自動選択するトゥルーダイバーシティ方式により、広いエリアでも音切れやノイズの発生を抑えた安定した受信が可能です。
チャンネルメモリー機能により、直前にセットしたチャンネルと現在のチャンネルを素早く切り替えることが可能です。1つのレシーバーに対してトランスミッターを2台使用するような場面で便利にお使いいただけます。
受信機の音を直接モニタリング可能です。カメラ側にヘッドホン端子がない場合に便利です。
本機能を有効にすると、画面がモニタリングのレベル設定状態に固定されます。+/-ボタンを押すだけで、音量が変わります。受信機をインイヤーモニターとして使う際に便利な機能です。
デジタルコンパンダーにより、別のソニー製アナログワイヤレスシステムとの互換性を保ちます。モードを切り換えることにより、従来のソニー製アナログワイヤレスマイクロホンシステムWL-800シリーズ(WRTシリーズ、WRRシリーズ、WRUシリーズ)、UWPシリーズ、UWP-Dシリーズと組み合わせて使用することができます。
受信機の音声出力レベルを-12dBから+12dBまで、3dB刻みで設定できます。入力レベルコントロールを持たないカメラと組合せてお使いの場合に便利な機能です。
反応が早い有機EL表示素子(Organic Light-Emitting Diode)の採用により、設定状況を鮮明かつ正確にリアルタイムで表示することが可能です。
DC電源供給機能により、長時間運用や電池切れなど緊急時の電源供給が可能です。
新しいUWP-Dシリーズでは小型軽量化を図り、現場での機動力のある運用を実現しました。レシーバーURX-P40(MIシュー含む)は外形寸法が短くなり、カムコーダーやデジタル一眼カメラなど、小型のカメラと組み合わせた場合でも、一体感あるスムーズな運用が行えます。
受信機(URX-P40)は、デジタルオーディオインターフェースを追加したマルチインターフェースシュー(TM)(MIシュー)に対応しています。これにより、マルチインターフェースシュー(SMAD-P5)とソニー製XDCAMカムコーダー(*)との組合せでD/A・A/Dプロセスを削減。カムコーダーへのダイレクトデジタルレコーディングが可能となり、低ノイズ・高音質を実現します。(アナログ接続時との比較で、 S/Nレベルは6dB以上改善されます。改善幅はカムコーダーのモデルによります。)
* 本機能に対応するカメラの情報は、SMAD-P5の対応カメラをご確認ください
受信機(URX-P40)は、マルチインターフェースシュー(SMAD-P5)を使用することで、MIシューを搭載したカムコーダーやデジタル一眼カメラに接続可能です。これにより、ケーブル接続が不要となります。MIシューアダプターを介して、受信機(URX-P40)から音声信号がカムコーダーに伝送されます。また、カムコーダーから受信機(URX-P40)に対して電源供給可能で、またカムコーダーから受信機(URX-P40)の電源オン・オフをコントロールでき、電源を一元管理することができます。また、カムコーダー(*)との機能連携により、RFレベルメータのほか、音声ミュート状態、およびトランスミッターの低バッテリー警告などの情報をカムコーダーのビューファインダー上に表示可能。現場での使い勝手を向上させます。 なお、SMAD-P5には後方互換性があり、従来のMIシューを搭載した一部のカムコーダーでも、アナログ音声接続でご使用いただけます。
* 本機能に対応するカメラの情報は、SMAD-P5の対応カメラをご確認ください