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SR Motionは、HDCAM-SRフォーマットを使いフルHDの高画質・高解像度でスロー/クイックのモーション効果を実現しました。しかも、撮影したその場でレビュー再生が可能なので、効果をすぐに確認できます。必要なコマだけをテープに記録するので、レビュー時のフォーマット変換も不要です。 |
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SR Motionの最大の特長は、フルHD(1920×1080)の高画質でスロー/クイックのモーション効果を実現したことです。
これによりCineAltaカメラで撮影された本編と同様の高品位なスロー/クイックモーション映像が可能となり、HDCAM-SRフォーマットを使ったコンテンツ制作の幅を大きく広げることができます。 |
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SR Motionは、HDプログレッシブ撮影時(60p、50p、30p、24p)の撮像フレームレートと異なるフレームレートで再生することができます。これにより、フィルムカメラのオーバークランク(早回し撮影)またはアンダークランク(遅回し撮影)と同じような、スロー/クイックモーションの映像制作を実現しました。つまり、再生コマ数(フレーム)より多いコマ数で撮影(オーバークランク)し、それを再生すればスローモーション効果を得ることができます。逆に、再生コマ数より少ないコマ数で撮影(アンダークランク)し、それを再生することでクイックモーション効果を得ることができます。
※スロー/クイックモーション撮影では音声に対応しておりません。 |
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1080/60pでの撮影により、再生フレーム24pなら2.5倍速、30pなら2倍速のハイスピード撮影が可能です。
フィルムカメラのオーバークランク撮影と同様、撮影は1秒間60コマ(60フレーム)で行い、再生コマ数をそれより少ないコマ数にすることで、スローモーション再生を実現します。たとえば、映画素材の場合、再生コマ数を24コマ(24フレーム)に設定すると、1秒間に60コマで撮影された画に24コマごと1秒繰り上がるようタイムコードが付加されます。この映像を24pシステムに変更して再生すれば、1/2.5倍のスローモーションが可能になります。同様に、CM素材の場合であれば、再生コマ数を30コマ(30フレーム)に設定しておくことで、1/2倍のスローモーションが可能になります。 |
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記録中にコマ数を変更するマニュアルランプ機能を使って、速さが変わっていく豊かなスピードエフェクトを得ることができます。 |
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記録フレームを1fps単位で任意に設定が可能、間欠フレームの無い滑らかなスロー/クイックのモーション効果を得ることができます。(セレクトFPSモード) |
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セレクトFPSモード
撮影コマ数を落とし、シャッター開角度を閉じることで、「コマ落とし効果」を施した映像をテープに記録することができます。 |
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インターバルフレームモード
SRW-1/SRPC-1をインターバルフレームモードにすることで、PsF対応カメラと組み合わせて「コマ落とし効果」を施した映像をテープに記録することができます。
PsF対応カメラの出力映像に対して、SRW-1がインターバル記録(選択した枚数のコマを抜き出して記録)を実行します。 |
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記録フレーム周期
記録フレーム周期(何フレーム毎に1フレームを抜き出して記録するか)は1フレーム単位で設定できます。したがって設定可能なコマ数は、カメラの出力コマ数を、設定した記録フレーム周期で割った数となります。 |
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セレクトFPSモード
撮影コマ数を落とし、シャッター開角度を開けることで、「残像効果」を施した映像をテープに記録することができます。 |
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スローシャッターモード
HDC-F950(SRW-1/SRPC-1を接続)のフレーム蓄積機能を有効にすることで、残像を伴ったスロー/クイックモーション効果を得ることができます。
蓄積フレーム数は1フレーム単位で設定できるので、設定可能なコマ数は、カメラからの出力コマ数を設定した蓄積フレーム数で割った数となります。 |
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SRモーションにおいても、RGB4:4:4にも対応、豊富な色情報でタフな合成処理でも高作業効率かつ高画質を実現します。 |
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SR Motionは、すべての撮像フレームをいったんピクチャーキャッシュボードHKSR-102のフレームメモリーに記録し、テープには指定した再生フレームに従ったタイムコードで有効フレームのみを記録します。これにより、従来必要だった黒味や無効フレームを抜くといった作業をする必要がなく、素材テープとしてそのままポストプロダクションに持ち込むことが可能。撮影後の処理を大幅に軽減することができます。
さらに、有効フレームのみを記録することで、40分テープに20時間以上の撮影が可能(撮影コマ数を1秒間に1コマの記録に設定)となり、テープを有効に活用することができます。 |
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テープに有効フレームのみを記録しているので、撮影現場では簡単なシステムチェンジ(再生用の24p/30pシステムなど)をするだけで、すぐにレビュー再生が可能です。フレームレートコンバーターなどの外部機器を接続する必要もなく、撮ったその場ですぐにモーション効果を確認することができ、HD撮影・制作のワークフローを大きく改善します。 |
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