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今回のCCD開発には、大勢のスタッフが長期間に渡り、経験に基づく高度な製造ノウハウを注ぎ込んで取り組んできました。そして、F35の商品化にあたっては、その総力と部門間の連携・協力が必要不可欠でした。 |
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このCCD製造を担当したソニーセミコンダクタ九州と同じ設備・条件が他にあったとしても、同じものを製造できるわけではありません。その意味ではノウハウの塊ということができます。さらに、要求されるスペックを実現するための設計や検証を担当したエンジニアには、設計とシミュレーションを繰り返し行い、結果をフィードバックすることで一歩ずつ前進するという地道な努力が欠かせませんでした。 |
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そして、最も重要だったのがF35の開発部門との綿密なコミュニケーションです。厚木の同じ敷地内ということもあり、お互いに情報交換、役割分担をすることによって難関を一つ一つクリアしていきました。
社内では、"Sony United"とよく言われますが、F35はCCDの設計、製造部門、カメラの設計部門の緊密な連携なしでは実現しえなかったものです。 |