Sony α
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Mr. イナバーの みんなの“α”レッスン
第1回:AUTOで大好きなものを撮ってみよう 第2回 シーンセレクション機能を使ってみよう
第3回 “α”をもっと使いこなそう 第4回 夏の思い出を鮮やかに残そう
第1回:AUTOで大好きなものを撮ってみよう
第2回 シーンセレクション機能を使ってみよう
第3回 “α”をもっと使いこなそう
第4回 夏の思い出を鮮やかに残そう
子供たちの生き生きとした表情を撮ろう
子供の目線になって撮る
望遠レンズで自然な表情を撮る
元気な子供の動きを撮る
広角レンズで撮る / 近づいて撮る
子供のしぐさも魅力的な被写体
夏の風物詩!花火の撮影にチャレンジ
STEP1:機材の準備
STEP2:カメラの設定
STEP3:レンズの選択
STEP4:さあ!撮影しよう
STEP5:みんなと一緒に楽しむ花火
第4回まとめ
 
カメラ用語のまとめ
“α”設定のまとめ
STEP5:みんなと一緒に楽しむ花火
花火大会の花火は写真に撮るととても迫力がありますが、花火大会の会場にいつも行けるとは限りませんよね。でも、家で子どもたち一緒に花火を楽しむ機会はあります。そこで、みんなで楽しむ花火の撮り方を簡単にご紹介しましょう。
身近な花火の写真はフラッシュ撮影で!
 
普通の花火ならAUTOやPモード撮影でフラッシュを使って撮れます。
また、α100ならボディ内蔵の手ブレ補正機能の効果で、花火の光だけでも手持ち撮影ができ、花火をする子どもの自然な表情が撮れます。
 
また、花火の明るさの雰囲気を残しながら、花火をしている子どもたちの表情も同時に写したい場合には、やはりフラッシュを発光させますが、 AUTOやPモードだと、シャッター速度が早い数値に設定されてしまうので、花火の明るさによるその場の雰囲気が出なくなります。 このような場合、Sモードに設定して、シャッター速度を1/15秒以下のスローシャッターにして撮ることで、人物とその場の自然の明るさが同時に写し込むことが出来ます。
シャッター速度の限界は、撮影するレンズの焦点距離にもよりますが、1/5秒程度で留めておくとよいでしょう。

 
身近な花火で撮りがいのあるのが、実は線香花火です。線香花火は離れて撮るのではなく、できるだけ近づいてアップで撮ってみましょう。
線香花火はかなり暗く、明るさも変わりやすいので、Mモードでシャッターと絞りを固定して撮影します。ISO感度は800または1600に設定し、シャッター速度は、α100の手ブレ補正の機能を最大限生かして、1/3秒程度くらいのブレない限界まで設定します。絞りは、レンズの焦点距離によって変わりますが一番、数値の小さい設定(一番絞りが開いて明るい)にします。
線香花火は、小さいながらも、花火大会顔負けの迫力ある写真が撮れますよ。
マニュアル露出の設定はこちら
ISO感度の設定方法はこちら
 
離れて撮ると花火の迫力が出ない。
 
近づいて撮ることで、迫力ある花火の雰囲気が出る。
線香花火は一瞬、一瞬の表情が変わります。
シャッターを続けて押してさまざまな表情の花火を写し撮りましょう。そして、線香花火の一番の撮りどころは、燃え尽きる瞬間の火薬が燃えるきれいな軌跡です。火玉が落ちる最後の最後までシャッターを押しましょう。
子どもたちと一緒に楽しむ身近な花火を撮るのも楽しいものですが、子どもさんが花火に夢中になる以上に、撮影のほうも夢中になってしまいますので安全面にはくれぐれも注意が必要です。 特に

・花火を続けてやると煙が充満してきます。写真に少々煙が写るのは問題ありませんが、幼い子どもさんなど一緒のときは、大人が想像する以上に無意識に煙を吸い込んでしまうことがありますので十分に気をつけてあげましょう。できれば、時々、休憩を挟んで、煙がおさまるまで待ったり、それまでに終わった花火の消し忘れがないかあど、安全を確認しながら花火を楽しみましょう。

・また、撮影の構図を意識しすぎて、花火の火花が人のいる方向に向いていないことや子どもさんの意識がカメラの方に来てしまい、花火でやけどしたりしないようくれぐれも注意しましょう。
特に途中で火が消えたように見える花火の先端を子どもさんが覗いてしまう場合、急に先端から火花が出ることもあるのでとても危険です。

いずれにしましても、安全に十分注意して、子どもたちと一緒の花火撮影を楽しみましょう。
第4回のまとめ
子どもの写真の撮り方については、テクニックも当然、必要ですが、何よりも大切なものは、お子さんとのふれあいかと思います。プロの方なら確かにきれいで素晴らしい写真が撮れますが、お父さん、お母さんでないと撮れない、家族ならではの表情があると思います。このページのご欄頂いたお父さん、お母さん、身近な被写体の中で一番素晴らしいお子さんの写真を、ぜひ“α100”で撮りましょう。夏休みは始まったばかりです。
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