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撮影中のアドバイス(カメラワーク編)


後で見て、見やすくわかりやすいビデオなら、他の人にも楽しく見てもらえるもの。
上手に撮るポイントをご紹介します。

撮り方の基本(5つの約束)

5つの約束を守れば、誰にでも見やすい映像が撮れます。


Point.1カメラは動かさない
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横にふったり、縦に動かしたり、ズーミングしたり...。カメラを動かすのは、本当はとても難しい行為です。カメラは動かさず、中に映っている人や物が動く。これがビデオのいいところです。特にファインダーを覗いていると視野が狭いために上下左右、他のものが気になってカメラを動かしがちですが、画面に入りきらなかったら後ろにさがる、それでも無理な時には“仕方なく”動かす。とにかく、録画ボタンを押したら録画ストップさせるまで、カメラを動かさないようにしましょう。これだけでも、ずいぶん見やすくなります。

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Point.2広角(ワイド)で撮影
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広角とは望遠の反対、つまり一番広く撮れる側をいいます。望遠での撮影はピントが合いづらく、ピンぼけになりがちです。広角で撮影するとピントが合いやすいため、早い動きのものでもばっちりです。
「広角ではせっかくのいい表情もアップで撮れない」などと思っている人、自分が被写体に近づけば、画面いっぱいのアップショットもキレイにとれます。一方、動物園の動物、徒競争や学芸会での我が子など、近寄ることが不可能な場合は、カメラのズーム機能の出番です。(ズーム機能について)

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Point.3画面サイズを考える
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カメラを動かさない、広角で撮影...となるとどうやって映像にすればよいのでしょう? それは、「どこで」「だれが」「なにを」と、作文をつくる要領でひとコマずつ撮影して行くとわかりやすいです。それには、その場所全体や主人公のアップ、楽しい様子...と広い全体のショットから一人ひとりの表情まで、全景/アップをとりまぜながら、作文作りをします。結婚披露宴を例にあげてみましょう。
披露宴会場にたくさんの人がいる様子を部屋の角から全景として撮影します。美しい新婦、うれしそうな新郎、哀しそうな新婦の父、楽しそうな友人...いろいろな人の表情(アップ)を撮りましょう。全景とアップの中間のサイズ(中景)として“新郎新婦のツーショット”や“スピーチしている人と新郎新婦”なども入れましょう。カメラを動かさず自分が動いていろいろなサイズの映像を撮る! こうすれば安定した映像でみんなを撮影できます。

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Point.4アングルを考える
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「相手の目線で撮影する」ことを心がけましょう。いつも自分は立ったままで撮影していませんか?
かわいい我が子を撮影するときはカメラをその子の目線まで下げて撮影すると、上手に撮れます。つかまり立ちができるようになった赤ちゃんを上から見おろすように撮っていては、その子の頭しか撮影できません。かわいいわが子の目線、立っている人の目線、座っている人の目線に合わせてアングルを変えましょう。

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Point.5適当な長さで
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動きをとるビデオにも適当な長さがあります。風景や被写体の様子は10秒ぐらい撮りましょう。2〜3秒の撮影では撮った本人は満足でも、後から見た人は何が映っているのかわからないうちに次のカットに変わってしまいます。7秒〜10秒ぐらいずつ撮影すれば、初めてその映像を見た人にもわかりやすいでしょう。ただし、運動会や学芸会など途中で撮影を止めてしまっては様子がわからなくなってしまうものは例外です。徒競争ならスタートしてからゴールするまで、卒業式なら名前を呼ばれてから卒業証書を受け取るまで、切らずに撮影しつづけましょう。もちろん、このような場合は被写体を追いかけて撮影しましょう。





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