レンズの光学倍率は20倍。被写体へさらに寄ることができ、幅広い撮影シーンに対応することが可能。
レンズには、カールツァイス『バリオ・ゾナーT*』レンズを採用。卓越した光学性能と多層膜コーティング、さらに分光特性に優れた特殊低分散ガラスの採用により、色収差の少ない映像を実現。鮮やかなコントラストと色再現性を発揮します。
総画素数約112万画素、1/4型3クリアビッドCMOSセンサーを搭載。ソニーの半導体技術を用いて開発された3クリアビッドCMOSセンサーは、一つひとつの画素を45度回転させたソニー独自の画素配列により、1画素数あたりの受光面積を大きくしながらも、高精細な映像を実現しています。また、CCDと違い高輝度の被写体を撮影した際に生じるスミアが発生しないため、撮影条件の幅が広がります。
映像出力ボードを装着することなく、標準でHD/SD出力(*)が可能です。将来的にHDへの移行を予定しつつ、現在はSDで運用したいという場合にも対応することができます。
* アナログHD(RGB/YPbPr選択)・コンポジット・Sビデオ
3クリアビッドCMOSセンサーのもつ性能を最大限に引き出すため、新規にカメラ信号処理ICを開発。特定の色成分だけを強調できるカラーマトリクス調整機能や、幅広い色相に対応したカラーディテール機能など、撮影用途に合った画作りが可能です。
さらに進化したパン・チルト・ズーム機構により、動き出し・停止時をはじめスムーズさがさらに向上。最小動作速度も下がり、より人の操作に近い動作を実現しています。また動作音もさらに静かになり、より滑らかな動きで静かに被写体を撮影することが可能です(BRC-H700/300に比べ動作音を約半減しました)。
* シリアルNo.310001以降(2008年1月出荷予定)のリモートコントロールユニット使用時。シリアルNo.310000以前を使用した場合、動作のスムーズさが若干低下致します
ズーム比を20倍に高めた上で高さを押さえたデザインを採用することにより、BRC-H700に比べ設置時に正面から見える大きさを小さくしました。
16ポジション(*)のプリセットポジション機能を装備しています。
* 付属ワイヤレスリモコンでの操作時は6ポジション。リモートコントロールユニットRM-BR300(別売)での操作時は16ポジションまでプリセット可能
光ファイバーケーブル接続カードBRBK-MF1(別売)、光ファイバーケーブルCCFC-M100HG(別売)およびマルチインターフェースユニットBRU-H700(別売)を組み合わせることにより、最長1,000mの長距離までカメラ画像伝送とパン・チルト、ズーム制御が可能となります。
デスクトップ、天吊り設置の両方に対応。三脚取り付け用ネジ穴(1/4-20UNC)を装備していますので、スタジオ、イベントなどで三脚に装着して使用できます。
使用中のカメラが一目でわかるタリーランプを搭載しています。
複数台のカメラ映像同期がとれる外部映像同期機能を搭載しています。
一体型構造とすることにより、スマートなデザインを実現。建物内装との調和を求められる場合や、撮影されることをなるべく意識させたくない用途に適しています。
IPを活用することで、フレキシブルなシステム構築と簡単オペレーションが可能
・IPリモートコントローラーRM-IP10を使って最大112台のリモートカメラを制御することが可能
・1台のカメラを複数台のRM-IP10(最大5台)で制御が可能
※ IP制御カードBRBK-IP7Zの装着が必要です
※ BRBK-IP7Zをシリアルナンバー1800000以前のBRC-Z700に装着する場合は、BRC-Z700のバージョンアップが必要です。サービス窓口へお問い合わせください