パソコンには電子部品が多く使用されているため、使用中に熱が発生します。特に、真夏の暑い時期に高負荷をかけての使用や、長時間電源をつけたままにしていると、パソコンの内部に熱がこもり、パソコンが故障する原因となります。
熱がこもった状態では、「突然電源が切れる」、「勝手に再起動する」などのトラブルが発生する場合もあります。それらを防ぐために、パソコンには熱を外に出すクーリングファン(冷却装置)を搭載していますが、ファンにほこりがたまっていたり、ファンをふさぐような場所で使用していると、せっかくの冷却機能も正常に働きません。
日頃から正しい状態で使い、お手入れをきちんとして、安全に使用しましょう。
パソコン内部の温度は、室温や設置場所に大きな影響を受けます。内部の高温化を防ぐためには、以下のような環境でご使用ください。
パソコンは、安全に配慮して設計されています。しかし間違った使い方をすると、故障や事故につながる可能性があり危険です。安全にお使いいただくために、次のことを必ずお守りください。
ノートパソコンを、やわらかい敷物(布団やじゅうたんなど)の上で使用したり放置したりすると、排気口・吸気口がふさがれて熱がこもり、火災の原因になる場合があります。そのような環境下では、絶対に使用しないでください。
ノートパソコンをひざの上で長時間使用すると、排気口や吸気口を塞いで熱がこもってしまい、衣類の上からでも低温やけどになる可能性があります。
また、通電中のACアダプターでも、長時間皮膚がふれたままになっていると、低温やけどの原因となることがあります。
排気口、および吸気口は本体側面や底面にあります。
下記をご参考ください。
他社製など指定外のACアダプターを使用すると、故障や火災・感電などの事故の原因になります。
長時間使用しないときは、安全のため電源プラグをコンセントから抜いてください。
夏の車中は非常に高温になります。冷房などを入れていない車中に、パソコンを放置しないようにしましょう。
パソコン本体のすき間などに、ほこりがたまっていませんか?
パソコンの熱を外に出すクーリングファン(冷却装置)が正常に動作するように、パソコンを定期的にお手入れしましょう!
パソコンやACアダプターが普段よりも異常に熱く感じ、上記の使用環境の確認やお手入れでも改善しない場合は、パソコンの電源を切って、使用を中止してください。
その際、ACアダプターの電源コードを抜き、バッテリーを取り外した上で、VAIOカスタマーリンク修理相談窓口へご相談ください。