インターネットに接続すると、ホームページを閲覧したりメールを送受信したりできるようになってとても便利ですが、反面悪意のある人物がいたるところに罠を仕掛けており、ウイルスや不正なソフトウェアをインストールさせて、パソコンに保存しているデータを流出させたり、パソコンを乗っ取って遠隔操作で別の人を攻撃して罪をかぶせたり、と言ったような事例があります。
典型的な手口にひっかからないよう、以下の事例をしっかり確認しておきましょう。
見知らぬ人から受信したメールに記載されているURL(リンク)や添付ファイルは、絶対に開かないようにしましょう。最近は実在する企業やサービスを装って、リンク先のページも本物と見分けがつかないくらいそっくりに作り込んでいる場合があります。万一リンクを開いてしまったも、絶対に個人情報(氏名やクレジットカード、パスワードなど)を入力しないようにしましょう。
また、Facebookの友達リクエストのように、身に覚えがあるメールが来た場合でも偽物の可能性があります。メールに記載されているリンクを触らずに、普段使っているサイトやアプリから確認するようにしましょう。
詐欺メールや悪質な広告などから、知らず知らずのうちにマルウェアという悪質なソフトウェアをインストールしてしまうことがあります。その中のひとつに、偽セキュリティーソフトがあります。エラーを大量に表示して、ユーザーを不安にさせ、お金を払わせようとする悪質なものです。日頃の予防と、インストールしてしまった場合の対処方法を覚えておきましょう。
Internet Explorerなど、サイトを閲覧するためのブラウザーを開いたときに最初に表示されるページが、勝手に変わってしまうことがあります。何らかの手口でブラウザハイジャッカーというマルウェアがインストールされてしまった可能性があるので、個人情報を盗まれるなどの二次被害を防ぐためにも、事例を確認しておきましょう。
パソコンを起動した際に、毎回料金請求画面が表示されるようになった、という事例があります。料金を支払う必要はないので、以下の内容を確認しておき、万一同じ状況になってしまっても冷静に対応しましょう。