ZX500 Project Member’s Voice ストリーミング時代に、高音質で放つ存在感。新たな音楽体験を拓き続けるハイエンドモデル

  • 田中 光謙 商品企画田中 光謙 商品企画
  • 関根 和浩 商品設計関根 和浩 商品設計
  • 松崎 恵与 音質設計松崎 恵与 音質設計
  • 石崎 信之 メカ設計石崎 信之 メカ設計
  • 原田 紀 ソフト設計原田 紀 ソフト設計
  • 横山 寛明 デザイン横山 寛明 デザイン

いま、スマートフォンといった通信デバイスとの相性の良さから、音楽市場ではストリーミングサービスが加速度的に利用者を増やし、音楽の楽しみ方は大きな過渡期を迎えています。そのような背景の中で登場したのが、ハイエンド・ストリーミングウォークマン「NW-ZX500」。先代機や上位機種から受け継ぐ圧倒的な高音質を、ストリーミングでも楽しんでいただくために、開発チームが注いだ努力や工夫、そしてユーザーや音楽にかける思いを聞いてみました。

それぞれの思いとスキルを、一心に込めて。新しい価値や魅力を創り出す開発者たち

──ウォークマンの、今後の方向性や目指すところをお聞かせください

田中 光謙[商品企画]

今年(2019年)はウォークマンが誕生40周年を迎え、あらためて第一号機に触れる機会がありました。カセットテープの時代から現在までを振り返って、音楽流通メディアやサービス形態も大きく変化して来ました。

ただ、音楽をいろんな場所で楽しみたいというユーザーのニーズは変わっておらず、ウォークマンもどこへでも持ち運び、本格的な音質で音楽を聴ける音楽専用機というところは変わりがありません。今の時代、単に音楽を聴くだけであれば便利な手段はたくさんありますが、専用機ならではの音楽体験や感動体験を提供できるプロダクトとして、今後も魅力を追求していきたいと考えています。

田中 光謙[商品企画]
──最後に、ユーザーやファンの皆様へメッセージをお願いします

田中 光謙[商品企画]

まずは、普段お使いのストリーミングサービスをこのZX500の有線ヘッドホン出力で聴いてみてください。圧縮音源とはいえ、思いのほか音の情報が詰まっていることに驚かれるでしょう。そして、あらかじめSDカードや内蔵メモリーにダウンロードした音源を、外へ持ち出して高音質で楽しんでいただければと思います。Bluetooth®出力は「AAC、apt-X HD、LDAC」といった多様な高音質コーデックに対応しており、お持ちのBluetooth®ヘッドホンやスピーカーの実力を存分に発揮してくれます。そんな多様な使い方ができるウォークマンに仕上がりました。

関根 和浩[商品設計]

気づけば、多くの人が圧縮音源で音楽を聴くようになりました。これにより利便性は上がっているものの、音質の観点から言えば、私たちはいい音楽を届けられていないのではないかと考えたんです。ウォークマンは音楽専用機ですので、作り手が届けたい音楽をしっかり届けることや、聴き手に新しい音楽体験をもたらすといったことが大切です。スマートフォンは便利ですが、自分の好きな曲をもっと楽しみたいという気持ちがある方には、ぜひZX500を使っていただけたら嬉しいです。

松崎 恵与[音質設計]

ZX500でストリーミングサービスを使ってみて、自分の知らない曲がこんなにいい音で聴けたのかと、新しい世界を知りました。同じように、たくさんの方たちが、さまざまな音楽に、いい音で触れていただく機会が生まれたらと思っています。

石崎 信之[メカ設計]

ZX500は、ZX300にくらべて液晶画面サイズもより大きくなり、ストリーミング対応など機能も増えました。それでも、従来のポータビリティーを維持して、着実な進化を遂げた製品にできたと思っています。ぜひ実際に手にとって、聴いてみていただければと思います。

原田 紀[ソフト設計]

今後、いろいろなフィードバックをいただく中で、実現できることと、できないことがあるとは思いますが、ソフトウェアのアップデートも検討していく予定です。購入いただいてからも、ZX500のさらなる進化を楽しみにしていただきたいと思います。

横山 寛明[デザイン]

ポータブルシーンの中で、本当に音楽を楽しむための機能的なデザインとは何か。それを“手の中での感触”というテーマで、細部まで徹底的にこだわって作りました。ですので、ぜひ手に取ってみていただきたいと思っています。ウォークマンと一体となって、音楽を楽しんでみてください。

開発者集合
NW-ZX500

ウォークマンZXシリーズ

NW-ZX500シリーズ Hi-Res AUDIO 64GB

あらゆる音源を、高純度の描写力で。
ハイエンド・ストリーミングWALKMAN

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