本文へ

商品情報・ストアデジタル一眼カメラ αもっとαを楽しむ [夜景編]プロカメラマンによる撮影テクニック
プロカメラマンによる撮影テクニック 夜景編
シャッター速度とISO感度
焦点距離: 18mm / F値: 11.0 / シャッター速度: 6秒
夜の遊園地、シャッター速度を遅くして動く光の軌道を重ねるように取り込み、幻想的な写真を撮ることができました。
焦点距離: 18mm / F値: 11.0 / シャッター速度: 6秒

シャッター速度

光が少ない夕暮れどきや夜間の撮影では、シャッター速度が数秒から、長いときは数十秒にもなります。このような遅いシャッター速度の撮影では、三脚がどうしても必要になります。三脚でカメラをしっかり固定すると、露光時間によって、写りかたをコントロールすることができます。

 

焦点距離: 24mm / F値: 11.0 / シャッター速度: 4秒
ZOOM シャッター速度を遅くすると、遊園地の回転するアトラクションの光が尾を引くように写り、華やかな印象になりました。
【露光時間による明るさ】
シャッター速度を遅くすると露光時間が長くなり、光をたくさん取りこむことができるので、光源をより明るく撮ることができます。

【露光時間による光の軌跡】
走行する車のライトや回っている観覧車など、光源が動いている場合、シャッター速度が速いと止まっているように写り、シャッター速度が遅いと、露光時間に移動した距離の分だけ、光の軌跡が尾を引いたように写ります。
  焦点距離: 11mm / F値: 16.0 / シャッター速度: 4秒

ZOOM 肉眼では華やかに見えるイルミネーションも、露光時間が短いと地味な印象になってしまいます。

焦点距離: 11mm / F値: 16.0 / シャッター速度: 15秒

ZOOM 同じ被写体でも露光時間を長くすると、よりたくさんの光を取り込めるので、華やかな明るい光を表現できます。

焦点距離: 30mm / F値: 11.0 / シャッター速度: 3.2秒

ZOOM 止まっている光源はシャープに写り、動いている光源は流れて写ります。一枚の中の対比で、面白い写真になりました。

低いISO感度で画質を優先

夜景のような光が少ない条件下でシャッター速度を上げるにはISO感度を上げるという方法もありますが、あまり上げすぎると、画像はどうしてもざらついてきます。ブレは三脚で防止できているわけですから、ISO感度は低めの100〜200に設定して画質優先で撮ることを心がけましょう。

 

 

図

ISO感度を上げるとシャッター速度を稼ぐことができますが、同時に画像の荒れも多くなります。滑らかな画像のためには遅いシャッター速度に設定する必要があり、三脚が必須になってきます。
  焦点距離: 13mm / F値: 16.0 / シャッター速度: 20秒

ZOOM 三脚でカメラをしっかりと固定することによって、ISO100でざらつきのない、しかも明るい夜景を撮ることができました。

焦点距離: 18mm / F値: 10.0 / シャッター速度: 6秒

ZOOM 三脚を使いISO感度を下げることで、静止している部分がシャープで滑らかに、動いている光の流れを美しく、という撮影が可能になります。
撮影 ONE POINT!

PREV   NEXT

αセミナー開催中

CONTENTS TOPへ戻る

1.シャッター速度とISO感度   2.露出補正と絞りの効果
     
3.ホワイトバランスとDレンジオプティマイザー   4.いろいろな夜景を撮ろう
     
夜景撮影のおすすめ装備三脚の使い方
ページトップへ