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夜の街には、夜景やイルミネーション以外にも魅力的な被写体がたくさんあります。水面に映りこむ夜景や、暗がりにも目を向けてみましょう。また、遠景だけにとらわれず、近くにあるモノや風景を主役にして、遠景と組み合わせて撮影していくと、「夜景」にバリエーションが出て、撮影がずっと楽しくなってきます。
時間帯による風景の変化も楽しみましょう、まだ青さが残る空と、夕焼けのグラデーションが織りなす日没の前後の空は、絶好の被写体です。すっかり太陽が沈んでしまった数分後に、ふたたび空が輝きだす瞬間もあります。「きれい!」と感じる一瞬を、見逃さないようにしましょう。
露光時間中に、ズームレンズのリングや三脚の雲台を動かして、光跡を描いてみましょう。露光時間の長い夜景撮影ならではの楽しい効果です。