ホワイトバランスは、光源に合わせて自然な色あいを出すための設定です。日中の撮影では、カメラがオートで選択したホワイトバランスから大きくはずすと違和感が出やすいのですが、夕景や夜景の場合は、ホワイトバランスを大きく変えても、それぞれに個性的な味わいのある写真となります。ホワイトバランスを自由に変えて、さまざまな色合いの撮影を楽しんでみましょう。
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【ホワイトバランス/オート】
日が完全に落ちきった夜景の場合は、基本的にホワイトバランスはオートに設定しておけば問題ないと思います。見たままに近い自然な色あいの写真となります。
【プリセットホワイトバランス】
ホワイトバランスは、「太陽光」「日陰」「曇天」「白熱灯」「蛍光灯」「フラッシュ」と、それぞれの光源下で最適に撮るような設定が用意されてます。この機能を、夕景や日没直後の薄暮の時間帯の空や、イルミネーションの電球を撮影するときに使ってみましょう。温かみのある雰囲気にしたり、クールなイメージにしたりと、写真の色あいを自由にコントロールすることができます。
日没前の夕景を撮る場合、ホワイトバランスをオートのままにしておくと、オレンジ色が抑えられて、夕暮れらしい色が出ないかもしれません。そこでプリセットホワイトバランスを「太陽光」に設定すると、オレンジ色に染まる夕暮れの感じが出てきます。「日陰」「曇天」に設定すると、この傾向はさらに強くなります。
また日没直後の薄暮の空は、プリセットホワイトバランスを色々と変えて色合いの変化を楽しむのに適しています。 |
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【色温度とCC補正】
色温度とCC補正の設定で、カラーフィルターのように色あいをコントロールできます。日中では不自然になってしまいそうな色あいでも、夜景では鮮やかな色となるので試してみましょう。 |
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