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商品情報・ストアデジタル一眼カメラ αもっとαを楽しむ [ペット編]プロカメラマンによる撮影テクニック
プロカメラマンによる撮影テクニック ペット編
自然光を生かす
焦点距離: 50mm / F値: 2.0 / シャッター速度: 1/2000秒
逆光ぎみの光で、やわらかな毛並みをふんわりと描写。かわいらしくなりました。
焦点距離: 50mm / F値: 2.0 / シャッター速度: 1/2000秒

光の状態を把握する

窓から差し込むやわらかい光で、ペットの毛並みを自然に描写することにチャレンジしてみましょう。フラッシュを使わず、暗めの室内にも対応できるのが大口径レンズのいいところです。光の向きを把握して、影も構図のなかに効果的に取り入れてみましょう。

焦点距離: 50mm / F値: 11.0 / シャッター速度: 1/500秒
ZOOM ペットの影を生かすのもおもしろい表現です。被写体をどれだけ画面に入れるかがセンスの見せどころ。
 
焦点距離: 35mm / F値: 2.0 / シャッター速度: 1/640秒 朝ごはんを待つ姿を、差し込む朝日とともに撮影しました。

毛並みに応じて露出を補正する

カメラは、白い被写体も、黒い被写体も、中間の「グレー」になるように露出を調整します。ですから、白い毛色を白く見せようとしたら露出補正を+(プラス)、黒い毛色なら−(マイナス)に補正した方がいい場合があります。しかし、白い毛色をより白く見せようとして露出をプラスに補正しすぎると、白とびして立体感が失われてしまいます。質感の描写を優先し、露出補正の程度を決めましょう。黒い犬であっても、黒光りする毛並みが光を反射し、白とびすることもあります。撮った写真を見ながら加減していくようにします。

焦点距離: 50mm / F値: 1.4 / シャッター速度: 1/30秒
ZOOM 毛並みの質感を優先し、愛くるしい表情を狙うのがペットを撮るポイントです。
 
焦点距離: 50mm / F値: 2.0 / シャッター速度: 1/4000秒
ZOOM 【露出の失敗例】露出オーバーになると、毛並みの立体感が失われ、表情も乏しくなります。

Dレンジオプティマイザーを活用する

露出補正とともに気をつけたいのが、フラッシュの使い方です。たいていの動物にとって、いきなりの強い光は迷惑なうえに、白とびの原因となります。できれば使わないのがベストですが、使うときは光がやわらかくなる調整が必要です。

 

逆光でペットの表情が暗くなるようなら、フラッシュを使わずに、まずはDレンジオプティマイザーを活用して、自然光で撮ることをおすすめします。

焦点距離: 50mm / F値: 2.0 / シャッター速度: 1/2500秒
ZOOM Dレンジオプティマイザー/スタンダードで撮影。暗い部分もつぶれず、自然な表情を撮影できます。
 
焦点距離: 50mm / F値: 1.4 / シャッター速度: 1/160秒
ZOOM 【フラッシュの失敗例】強すぎるフラッシュは、白とびになりがちです。フラッシュが必要な場合は、光を弱く設定するなどの工夫をしましょう。

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1.いい表情は室内で撮れる 2.ペットの目線でコミュニケーション
3.もっと表情豊かに撮る 4.自然光を生かす
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