優れた技術力に培われたαは、受け継がれた技術にさらに磨きをかけ、
高性能、高機能、高操作性を飛躍させていきます。
α-7 DIGITALで初めて搭載されたボディ内蔵手ぶれ補正"アンチシェイク"をさらにパワーアップ。SteadyShotと名称を代え、ブレ検出精度を向上させることで補正効果を1段〜2段アップさせるとともに、35mmフルサイズ対応も可能になりました。35mmフルサイズに対応したSteadyShotはそれまでのAPS-Cサイズに比べ、面積比2.25倍の大型素子を動かす必要があり、重量で1.5倍、移動距離で1.5倍、駆動速度で1.3倍の能力が必要とされます。このために、強度構造から見直し、新しいアクチュエーターと駆動回路の最適化技術でこれを達成しています。
(左)APS-C サイズ (右)35mm フルサイズ
特徴あるレンズもαの魅力の一つ。数多いαレンズが最新機種でも同様に使えるだけではなく、写真を楽しむための特徴あるレンズも継続して製品化しています。αではそのために必要とされる光学技術、レンズ設計から製造までのノウハウや、小さなところにまで気をくばって作りこむスピリットまでも引継いでいます。
(左)135mm F2.8 STF (右)70-200mm F2.8G
質感のある写真画質で他を圧倒したα-7 DIGITALの絵作り、唯一の課題であったノイズ低減を、ソニーの回路設計技術で一気に解決、高感度での使用でも問題にならない低ノイズを実現しました。フィルム画質の良いところは磨き上げ、欠点はデジタル技術で解決して、フィルムカメラ時代以上の写真画質を提供します。
α-7 DIGITAL、α-Sweet DIGITALで搭載のハイライトを飛ばさないためのHモード、シャドウをつぶさないためのSモードの2つのゾーン切り替え機能も特定ISO感度から任意のISO感度で使用できるようになりました。これは撮像素子のダイナミックレンジを有効に活用するデジタル化技術によるものです。
コニカミノルタはカメラ事業を2006年3月31日に終了しました。