新しい技術が加わり、αはますます「誰もがいい写真を撮ることが出来る」ように、
「写真をもっと楽しめる」ようになって行きます。
長い歴史を持つ一眼レフカメラの技術に、先進的なエレクトロニクス技術が加わり、
αによる写真の世界は新たな一歩を踏み出します。
本来ならダイナミックレンジに入りきらない広い被写体輝度域を、暗部のみを増感することで圧縮し再現するD-レンジオプティマイザーは、今まで困難だった撮影を可能にしました。後で画像処理によって操作するのではなく、モザイク状に並んだ受光素子の画素情報から補間して足りない情報を作る前の受光素子に入った情報そのものを部分的に増感するので、あたかも受光素子に入る暗部の光量が増えたような、自然な再現が可能です。
D-レンジオプティマイザー オフ
D-レンジオプティマイザー オン
スタミナ性能を重要視されるビデオカメラで培った電源回路設計の技術と、バッテリー開発の技術が業界ナンバーワンのスタミナ性能を作り出しました。カメラのデジタル化で、最も不安になるのが電池寿命。でもαならバッテリーの心配が少なく安心して撮影できます。
新開発の撮像素子、Exmor-CMOSはチップ内でA/D変換を行う独自のオンチップ・カラムAD変換機能とAD変換の前後でノイズ低減処理を行うデュアルノイズリダクション機能を持ち、外部素子でAD変換を行う場合に比べて非常に低ノイズでのAD変換が行えます。さらに低ノイズで高感度でも不安なく撮影できるαDSLRを提供します。
ライブビュー機能は、ファインダーの像をカメラの背面で大きくみることのできるものです。コンパクトカメラでは一般的な機能ですが、ファインダーにもAF機能にも光を送らなければならないAF一眼レフカメラでは、AF用の光をライブビューに利用する方式および全ての光をライブビューに利用する方式が主流でした。しかし、これらの方式だと、ライブビュー中はSLRの特徴である位相差方式のAFが起動できない問題がありました。ソニーのαはこの問題に取り組み、ファインダーに向けられた光をライブビューに利用する方式を採用しました。ライブビュー専用の撮像素子をファインダー内に設置し、ファインダーに向けられた光をこの素子で受け取ることで、ライブビュー中のAFの駆動を可能にしました。
光学ファインダー使用時
ライブビュー使用時
コニカミノルタはカメラ事業を2006年3月31日に終了しました。