※ 画像のレンズは別売のFE 24-105mm F4 G OSSです
静止画・動画の撮影領域がさらに拡大するよう、ソニーの誇るイメージセンサー技術を結集した裏面照射型 有効約3300万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを新開発。フルサイズならではの高画質と浅い被写界深度によるぼけ表現で、映像制作のみならず、ライブストリーミングなどの映像コミュニケーションでもクオリティーを圧倒的に高めます。また、本機では像面位相差測距点をα7 IIIよりも多く配置することで、AF性能の向上を実現しました。
裏面照射型構造に合わせて、伝送速度が速いCu(銅)配線の採用と、包含するAD変換処理の高速化で、センサーが捉えたデータを高速に読み出します。これにより、動画クリエイターの要求にも応える最大4:2:2 10bit Super 35mmでの4K 60p動画記録などを実現しています。
色再現性をさらに向上させるため、センサーに最新のカラーフィルターを採用。すべての感度域で適切にノイズを低減させ、α7 IIIよりも高い解像力を持ちながら常用ISO感度100-51200(静止画、動画共通。静止画拡張時50-204800、動画拡張時100-102400)の広い感度領域を実現。加えて、15ストップ(*)の広いダイナミックレンジ(静止画時)を達成しています。
* ソニー測定条件。静止画撮影時
像面位相差AFに対応したセンサーを採用。α7 IIIより多くの位相差測距点を搭載することで、精度が向上しています。また、感度が向上したことで、高速で安定したフォーカシングに寄与しています。
α7 IVでは、最新のシステム構成(アーキテクチャー)を採用。ベーシックモデルでありながら、フラッグシップモデルのα1やα7S IIIで採用された最新の画像処理エンジン BIONZ XRを搭載し、撮像や各種信号処理の実行まで随所で処理能力が大幅に向上しています。また、α7 IIIなどの従来モデルでは、高性能画像処理エンジン BIONZ XとフロントエンドLSIが連携して処理していたAF、画像認識、画質調整、現像といったリアルタイム処理を、新画像処理エンジン BIONZ XRに集約することで、処理の遅延時間を短縮するとともに、静止画・動画処理能力を大幅に向上しました。加えて、ユーザーインターフェース・ネットワーク・ファイル管理といったメディア処理の負荷を分散することで、リアルタイム処理の負荷の大きさによらず、快適な操作レスポンスを実現しました。
* 画像処理エンジンBIONZ Xとの比較において。ソニー内部測定
たとえばバックグラウンドでデータを転送しながらの撮影操作など、システムへの負荷が高い状況でも、さまざまな処理を同時に、よりスムーズに実行します。これにより、高い階調表現や忠実な色再現性能などの画質進化、AF/AFおよび顔/瞳検出の速度・精度向上を実現。また、4K 60p(*)の動画記録などの膨大な映像データ処理、EVF表示やメニュー操作におけるレスポンス向上、CFexpress Type Aメモリーカードへの高速書き出し性能など、α1やα7S IIIで実現した多くの機能や性能を本機でも引き継いでいます。
* 4K 60p記録は、APS-C/Super 35mm記録モードのみになります
新開発CMOSイメージセンサーとフラッグシップモデルα1やα7S IIIに搭載した最新の画像処理エンジンの採用で、高画素化と低ノイズを高次元のバランスで実現。色再現や質感描写の向上に加え、ファイルフォーマットHEIFやHLG静止画モードを搭載しました。思い通りの雰囲気に仕上げられる10種類のプリセット「クリエイティブルック」など、多彩な新機能にも対応しています。
※ ルックとは、映像用語で、色味やシャープネス、明るさなどの多彩な要素から醸し出される、映像(動画、静止画)の見た目、印象を差す言葉です
新開発CMOSイメージセンサーおよび新画像処理エンジンの採用に合わせて、ソニー独自の画作りがさらに進化。常用ISO感度は100-51200(静止画、動画共通。静止画拡張時50-204800、動画拡張時100-102400)。すべての感度域で適切にノイズを低減させ、幅広いダイナミックレンジ(15ストップ(*))を実現しています。さらに、さまざまなユーザーの期待に応えられるよう、色再現性・階調表現・ディテール描写性を見つめ直すことで、デジタル表現の中でより上質な質感再現を実現しました。人物の柔らかな肌の質感は自然な解像とディテールで再現され、有効約3300万画素を生かして精細な風景もすみずみまで描写。スペックや数値測定では表現しきれない、質感にこだわった静止画・動画画質を提供します。静止画・動画の最前線で、幅広い映像制作機器を提供してきたソニーだからこそ到達できた独自の画作りです。
* ソニー測定条件。静止画撮影時
新規開発の画像処理エンジンによる高速かつリッチな画像処理で、繊細で最適な処理が可能となり、α7 IIIよりも色再現性能が向上しました。深みのある赤色やみずみずしい緑色などの自然な表現や、よりなめらかで健康的な人肌の描写が可能になりました。さらに、異なる光源下での忠実で安定した色再現も実現しています。
撮影する静止画・動画を思い通りの雰囲気に仕上げることができるクリエイティブルックを搭載。静止画・動画の区別なく自分好みの表現で記録、共有、コミュニケーションを志向する新時代の多くの人々に最適な機能です。全10種類のモードがカメラ内にプリセットされており、ユーザーの好みに合わせた画作りを選べるほか、選択したモードをベースにさらに8項目(*1)の調整項目で独自の画作りを楽しむことも可能。さまざまな撮影シーンや被写体でも撮影者の好みの表現が可能になり、映像表現の幅を大きく広げます。コントラストがありながら落ち着いた発色と印象的な色味の[FL]や、マットで柔らかな質感の[IN]など、色合い、色の濃さ、明るさ、コントラスト、シャープさなど、多くの要素を組み合わせた多彩なモードを搭載。細やかな調整は、画面を見ながら(*2)コントラスト、彩度、シャドウなど最大8項目による画像の微調整が可能です。また、自分好みの設定をカスタムルックとして登録できます。
*1 シャープネスレンジは静止画時のみ調整可能
*2 シャープネスレンジおよび明瞭度を除く
※ ルックとは、映像用語で、色味やシャープネス、明るさなどの多彩な要素から醸し出される、映像(動画、静止画)の見た目、印象を差す言葉です
上位モデルに搭載されている高精度な手ブレ補正ユニットとジャイロセンサーを搭載し、さらに手ブレ補正アルゴリズムの最適化を行うことにより、5.5段(*)の補正効果を実現。有効約3300万画素の高解像性能を最大限に引き出します。また、静止画撮影中の手ブレ補正の効果はシャッターボタン半押し中およびピント拡大機能やMFアシストによる拡大表示中にライブビュー映像で確認できるため、望遠撮影時やマクロ撮影時など、安定したライブビュー映像を確認しながらストレスなくフレーミングやピント合わせができます。さらに、手ブレ補正非搭載のEマウントレンズはもちろん、Aマウントレンズなどマウントアダプターを介して装着可能なさまざまなレンズでボディ内手ブレ補正が使用可能です。
* CIPA規格準拠、Pitch/Yaw方向、Planar T* FE 50mm F1.4 ZA装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時、静止画撮影時
従来のRAW、JPEGに加えて、静止画記録フォーマットHEIF(ヒーフ)に対応。階調が変化する空やポートレート撮影時の肌再現など、さまざまなシーンも10bitの豊かな階調表現で映像を記録。深いビット深度を活用できるので、画質劣化を最小限にした画像編集を実現します。加えて、HEIFは進化した圧縮技術により、従来のJPEGと同等の画質を保ちつつ約2倍の圧縮効率でファイルの保存が可能。ディスクスペースを節約できるほか、ネットワーク経由での即納など、プロのワークフローを効率化します。画質メニューで4:2:2および4:2:0のカラーサンプリングを選択可能です。幅広い再生環境に対応した4:2:0を推奨しますが、高画質を求められる場合には4:2:2を利用することも可能です。
* HEIF画像の閲覧・編集には、Imaging Edge Desktop(Remote/Viewer/Edit)Ver.3.2以降が必要です
※ HEIF(High Efficiency Image Format)とは次世代静止画記録フォーマット(拡張子:.heif)。HEIFはコンテナを指す名称。JPEGのYCbCr 4:2:2 8bitに対して、YCbCr 4:2:2 10bitで記録し、圧縮効率最大2倍のHEVC H.265 圧縮コーデック技術により圧縮されます
国際規格Recommendation ITU-R BT.2100で定義されるHLG(ハイブリッドログガンマ)に対応した、HLG静止画モードを新搭載。本モードで記録したHEIF画像は、対応する4K ブラビアとHDMI接続したα7 IVから出力することで鑑賞できます。プリントでは体験が難しい、従来よりも広いレンジの明るさを大画面で楽しめます。なお、カメラ本体で撮影画像を再生する場合には、ガンマ表示アシスト機能を使うことで、モニターやファインダーで通常の画像と同等の見えかたを再現することができます。
※ ガンマ表示アシストを[入]に、ガンマ表示アシスト方式を[オート]または[HLG(BT.2020)]に設定する必要があります。HLGの広いレンジの明るさを確認するには、HDR対応テレビである必要があります
[フラッシュ発光までのタイムラグをより短縮(*)]
シャッターボタンを押し下げてから、フラッシュ発光までのタイムラグがより短縮され、撮影者が収めたい被写体の一瞬の表情を撮影しやすくなります。
[Hi、Mid時も、毎コマごとのP-TTLフラッシュ調光が可能に]
ソニー純正フラッシュとの組み合わせで、P-TTLモード時、連続撮影モードLoに加え、Hi、Midでも、毎コマのフラッシュ調光が可能。明るさの変化が激しいシーンでの動きの速い被写体や、画角を変える場面でも安定した撮影が可能です。
[カメラの顔認識と連動(AWB/発光制御)]
オートホワイトバランスの場合、フラッシュと撮影環境から被写体の顔に入射する光のバランスを考慮し、人物の顔に自然な色調を与えるよう調整。また、カメラの顔認識と連動し、撮りたい人物に対して、より最適な光量レベルで発光し撮影することができます。
[外部フラッシュ制御]
対応のフラッシュおよび無線ワイヤレスコマンダーユニットを、カメラのインターフェイスから直接制御できるようになりました。
* 当社測定条件による
ソニーストアはメーカー保証内容<3年>付き
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