商品情報・ストアデジタル一眼カメラ ααレンズ Plant Tour - 04検査・出荷
α
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検査・出荷

αへの自信を、確信とするために。

αレンズは、ひとつの部品、ひとつの機構を組み上げる工程ごとに、厳しい検査を行うことで高品質なレンズを作り出していますが、さらに組立完了後にもさまざまな検査を実施しています。

1本のレンズそれぞれが、ユーザーにとっては「かけがえのない1本」…製造するすべてのαレンズについて、高い品質を保証するのが私たちの使命です。

検査・調整

組立完了後には、MTFや投影解像力による性能チェックを行い、またレンズ毎に異なる微細な差をレンズ内の電子回路に書き込んでカメラに伝えられるようにします。 また外観に傷や汚れがないかと言ったチェックや、作動のスムーズさや音などもチェックして完成です。

(1) MTF試験
被写体のコントラストをどの程度再現できるかを独自開発のMTF試験機で測定します。レンズ性能を総合的に評価できます。 レンズによっては投影解像力でも確認します。
(2) オートフォーカス精度調整
オートフォーカス時の像面位置を測定しそのレンズの最適調整値を電子回路に書き込んでカメラボディに伝えます。
(3) 外観検査・清掃
すべての工程をクリアしたαレンズは、さらに熟練作業者の鋭い感覚によるチェックを受け、丁寧に清掃されて完成します。

梱包・出荷

梱包状態・輸送方法も製品品質。αレンズは全製品をシリアルナンバーでコンピュータ管理し、梱包ミスを未然に防止しています。

(1) 個装カートン詰め
レンズのシリアルナンバーをコンピュータで読み取り、内容を確認しながら丁寧に個装箱に詰めます。
(2) 輸送カートン
個装箱に入れた製品を輸送用のカートンに箱詰めします。
(3) 搬送・出荷
製品の輸送は、精密製品の輸送に適した車両によって慎重に行います。

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αレンズを語る

ソニーイーエムシーエス株式会社 美濃加茂テック AMCレンズ部門 製造課 組立工程リーダー 木村 知枝

ソニーイーエムシーエス株式会社
美濃加茂テック AMCレンズ部門 製造課 組立工程リーダー
木村 知枝

「お使いになる方の"手の感触"を想像しながら…」

Q(Quality) C(Cost) D(Delivery) 製造工程全般の管理を行う事が私の仕事です。

新製品では試作時より技術メンバ−と協力し効率の高い手順を考え レイアウトや作業者の配置など現場の段取りの全てを決定し、量産を行います。

品質を第一に考え、レンズを組立てる為に極力『標準化』した作業に改善しています。特殊な作業が多く、人の感覚に頼る工程も存在します。 例としてレンズゴミを発見する作業・レンズを操作した時の感触確認作業など難易度が高い為、作業者の個性を見極め適材適所に配置し、更には作業力量テストなども実施しています。検査工程では測定データをグラフ化しバラツキを確認しながら作業に落とし込んでいます。

また、レンズを操作したときの感触も重要なので、お使いになる方の"手の感触"を想像しながら作業することも大切と言えます。

休日などに一眼レフカメラを持っている人を見かけた時、それがαレンズだと、とてもうれしくなります。自信と誇りを持って組立たレンズですから、お客様も必ず気に入ってくださるはず・・・・私たちが責任を持って作ったレンズですから、どなたにもお薦めできますよ。

ソニーイーエムシーエス株式会社 美濃加茂テック AMCレンズ部門 製造課 新機種導入担当 高橋 真

ソニーイーエムシーエス株式会社
美濃加茂テック AMCレンズ部門 製造課 新機種導入担当
高橋 真

「手の感触まで数値化するのが、僕の目標です。」

交換レンズは、人の感覚でつくっている部分がまだまだあります。ここを数値化して、自動化するのが僕の役割です。品質を安定させるためには、「だれでもが迷うことなく造れる」という状態にしなければなりません。生産技術は我々の望む設備や治具を造ってくれるのですが、彼らに適切な要望を出すためには数値化が必要。感覚論では微妙な部分は伝わらないですから…。

αレンズの自慢は、お客様が使った時の心地良さ。つくっている人たちのセンスや情熱が反映されているからだ思います。僕は、そんな部分も数値化・自動化できるよう、頑張りたいと思っています。

 

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