4K(3840×2160ピクセル)16:9高精細液晶パネル。
高解像度Mini LEDパネルの採用により、細かいエリアでの明暗調整が可能になり視認性が向上。
ソニー独自のローカルディミング(部分駆動)技術により、ピーク輝度(パネル仕様)最大1850cd/m2の高輝度と最大1,000,000:1の高コントラスト比を実現しました。
HLG(Hybrid Log-Gamma)およびPQ(Perceptual Quantization)準拠の信号が入力された場合、HLG・PQガンマを選択することでの明暗部の再現性を細部まで向上させた表現が可能となりました。
ITU BT.2020に準拠した広色域に対応しています。
手術室など高照度下での反射やぎらつきを低減する構造を採用しています。LCDパネルにて光の乱反射と拡散を抑え、高コントラストでクリアな表示を実現しています。
180度反転表示、左右反転表示、およびピクチャーインピクチャー(PIP)/ピクチャーアウトピクチャー(POP)表示が可能です(*)。
* 入力信号の組み合わせには制限があります
モニター前面に内蔵した明るさセンサーが手術室内の照明環境を検知して、モニターの明るさを自動的に調整します。手術中にICG(*)を使用するなど、暗い照明へ変化するケースでも視認性を確保することができます。
* ICG(インドシアニングリーン):手術中に血流評価やセンチネルリンパ節の同定などに利用される蛍光物質で、近赤外線を照射すると蛍光を発する特性を持つ試薬
独自の冷却システムにより、モニター内部のファンをなくしたファンレスデザインを採用することで、モニター周囲の空気の乱れを最小限に抑えます。
パッケージではパルプモールドの緩衝材を使用し、発泡スチロールを使わない梱包を実現しました。製品を保護する袋には、植物性セルロースを主原料とした不織布を採用しています。その結果、従来の包装材(*)に比べ、バージンプラスチックの使用量を約86%削減しました。
* 2020年発売「LMD-X3200MD」との比較
・ 4Kアップコンバート機能(HD/SD→4K)
・ 4Kズーム機能(オフ、×1. 2、×1. 5、×2. 0)
・ LEDによるナビゲーション機能
・ シンプルリモートコントロール(ステレオミニジャック)
12G-SDIやDisplay Port入力端子といった各種インターフェースを備えており幅広い用途に適合します。