最新の像面位相差検出AFとコントラスト検出AFを併用した、ファストハイブリッドAFシステムを搭載。高密度かつ広範囲(動画時最大495点、撮像エリアの水平方向 約93%、垂直方向 約97%をカバー)に像面位相差の測距点を配置します。4K 120p(*)記録を含む全動画記録モードで、動きの速い被写体や浅い被写界深度の大口径レンズ使用時も、高精度かつなめらかに、ワイドなエリアでフォーカスを合わせ続けます。
* QFHD(3840×2160)。約38%画角がクロップされます
液晶パネル上で狙った被写体をタッチし、フォーカスを自動追尾させる「タッチトラッキング」を搭載。被写体の色、模様(輝度)、距離(奥行)、顔および瞳情報を、画像処理エンジンBIONZ XRおよびAI(*1)を活用したアルゴリズムで分析し、被写体を追い続けます。ジンバル撮影時やワンオペレーション撮影時などのフォーカシングの負荷が軽減され、構図により集中できます。また、「タッチフォーカス」を使用すると、マニュアルフォーカス中であっても一時的にオートフォーカスが可能。Creators’ App(*2)からリモートで、AF中のタッチトラッキングとMF中のタッチフォーカス(*3)ができます。
*1 機械学習を含むAI(人工知能)の技術を活用しています
*2 Ver.2.00以降のソフトウェアアップデートで対応。なお、アップデートしたカメラはImaging Edge Mobileと接続できなくなります
*3 AF中はタッチフォーカスを使用できません
動画撮影時の「リアルタイム瞳AF」は、人物や動物、鳥の瞳検出に対応。より角度のある横顔や下向き、上向きの顔でも、リアルタイム処理に優れた画像処理エンジンBIONZ XRで、高精度かつ自動的に瞳にピントを合わせ続けるため、撮影者はピント位置を気にせず構図に集中できます。4K 120p(*1)を含むすべての動画記録モードで使用可能です。液晶パネル上で狙った被写体をタッチすることで、リアルタイムトラッキングによる追随を開始し、瞳を認識するとリアルタイム瞳AFでの追随ができます。動画撮影中も瞳の左右選択に対応しています。
*1 QFHD(3840×2160)。約38%画角がクロップされます
*2 デフォルト設定(「顔/瞳枠表示」が「切」)では、瞳を追随していても白枠は非表示です
オートフォーカスでの撮影中においても、フォーカスリングによるマニュアル操作への切り換えをシームレスに行うことできる「AFアシスト」(*)機能を搭載。FX30では、リアルタイム瞳AF/顔検出AFとの連携により、AF中にフォーカスリングを使ってピント位置を動かすことで、複数の人物の中から直感的に特定の人物にフォーカスを合わせることができるなど、スムーズに被写体の選択とトランジションが可能です。
* E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS、E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE、その他Aマウントレンズ装着時は使用不可
動画撮影中にピント位置が前後に移動すると発生しがちな画角変動(フォーカスブリージング現象)を最小化する「ブリージング補正」(*)機能を搭載。ソニー独自の全画素超解像技術を活用して、フォーカシング中でも画角が一定になるよう自動調整することで、より画角の安定した動画を収録可能です。また、手ブレ補正アクティブモードとの併用も可能で、手ブレ補正時のブリージングを最小化し安定した高品位な映像制作を強力にサポートします。
* 本機能は対応レンズでのみ使用できます。本機能を[入]にすると画角と画質がわずかに変化します。本機能を[入]にしても、レンズによっては、補正しきれない場合があります。動画120p、S&Qモードの120pでの撮影時、静止画モードでの撮影時は本機能は使用できません。対応レンズについては こちら をご確認ください
多くのプロクリエイターからの要望を受けて、動画撮影時の被写界深度を可視化する「フォーカスマップ」(*)機能を搭載。フォーカス情報(深度マップ)を、ライブビューの実映像にリアルタイムに重ね合わせることで、被写界深度を視覚的かつ直感的に画面上で表示します。リハーサル時のフォーカス位置・深度の設定を可視化して、被写体位置や被写界深度の確認・決定できるので、AFアシスト機能などの動画フォーカシングの利便性が飛躍的に向上します。AF時/MF時どちらでも使用でき、ピーキング機能との併用も可能です。
* 下記条件時は本機能は使用できません。ピント拡大使用時/デジタルズーム使用時/USBストリーミング中/レンズ装着していないとき/Aマウントレンズ装着時/像面位相差AF非対応レンズ装着時
「AFトランジション速度」と「AF乗り移り感度」をきめ細かく設定可能で、上位機種のFX6やFX3などでも、プロからの高い評価を得ている機能です。AFトランジション速度は、オートフォーカスの駆動速度を「7段階」で調整ができます。AF乗り移り感度は、対象の被写体を瞬時に切り換える「敏感」から粘り強く追随する「粘る」まで、感度調整を「5段階」に設定できます。どちらもあらかじめカスタムキーに割り当てておくことで、録画中にも瞬時に設定を調整することができます。
マニュアルフォーカスでの動画撮影中にも、フォーカスワークをサポートするために、一時的にオートフォーカスが使用できます。シャッターボタンの半押しで、静止画撮影時のように、クイックに被写体を捉えます。また、「タッチフォーカス」や「カスタムキーによるリアルタイム瞳AF」は、あらかじめ設定した「AFトランジション速度」に応じたピント送りができます。あらかじめ設定したカスタムボタン(*)を操作することで、映像が拡大表示されピント確認などに便利です。
* デフォルトはカスタム[5]ボタン
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