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ソニーテープの歴史
1/2インチシリーズの歴史(02.8.1)
テープの記録表記について(04.8.20)
59.94iモードについての解説(04.10.15)
カタログ(PDF:724kB)
1/2インチ テープ早見表 (PDF:488kb)
テープ取り扱い注意事項(PDF:1.2MB)
テープの保存方法
(PDF:312kB)
テープの輸送方法
(PDF:312kB)
HDCAM / HDCAM-SR 記録時間(PDF:44kB)
(05.7.4)
機器情報
HDCAM
1990年に放送局メタルテープ技術としてエミー賞を受賞したソニーの先進メタルテープ技術を投入し、HDCAMフォーマットのカムコーダー用テープを世界ではじめて実現しました。記録波長0.49μmの高密度記録を可能にする高性能メタルテープの開発により、Sサイズカセットで最大40分、Lサイズカセットで最大124分のデジタル記録を可能にしました。
HDCAMフォーマットの最短記録波長0.49μmを安定して記録再生するため、従来のデジタルベータカムにくらべ約1/2の大きさのメタル磁性粉を開発しました。この超微粒子メタル磁性粉を高密度に充填し、新カレンダー技術によりテープ表面を非常に滑らかに仕上げることで、デジタル記録に十分余裕のあるC/N45dB以上のメタルテープを完成しました。
hdcam_img01hdcam_img02
 
デジタルベータカムテープで高い評価を得ているソニー独自のバインダー設計は、業務用テープに要求される優れた耐久性を実現。さらに、新開発の潤滑剤がテープの表面を保護し、ヘッドとの接触を常に最適な状態に保ちます。 hdcam_img03
 
放送局で制作される価値ある番組を、長期間安定して保存するため、酸化防止効果のあるアルミナ・シリカの保護膜を一つ一つに被膜したメタル磁性粉を塗布しています。 hdcam_img04
 
帯電防止リッドに鮮やかなオレンジ色、シェルにダークグレーを採用し、HDCAMカセットの識別を容易にしたデザインになっています。ケースの内側にはリール位置規制リブを設けて、落下などの衝撃に強い設計になっています。また、ケースのフタの合わせ部分を2重リブ構造として、チリや埃の侵入を防止しています。
●物理特性
項目 単位 BCT-HDシリーズ
 ベース厚 μm 10.0
 バックコート厚 μm 1.0
 磁性層厚 μm 3.0
 テープ全厚 μm 14.0
 テープ幅 mm 12.65
 
●磁気特性
項目 単位 BCT-HDシリーズ
 保磁力(Hc) kA/m 132
 残留磁束密度(Br) mT 290
 角形比(Br/Bm) - 0.83
 
●ビデオ&オーディオ特性※
項目 単位 BCT-HDシリーズ
 RF再生出力 dB 0
 C/N dB 0
 感度 dB 0
 周波数特性 dB 0
 オーディオS/N dB 0
※ソニーリファレンステープと比較
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商品情報まとめ
HDCAM【LAケース】
 デジタル放送時代の番組制作はHD放送が中心となります。ソニーではHD番組の制作増加に対応し、重要なコンテンツの保護を目的とした【LA】シリーズを発売しております。
ハンドリング時の落下、輸送時の振動など、テープに外的衝撃をあたえる要因は様々なシーンで発生します。
 そのような衝撃から貴重なHD映像を守るべく【LA】ケースには様々な工夫がなされています。
主な特徴
HDCAM 【LA 】シリーズで採用されているケースは、運搬時の振動や万が一の落下時に衝撃を吸収し、カセットやリールへの影響を抑制。さらに、ダブルロックの採用により落下時のカセット飛び出しを防止するなど、大切なHD 映像を保護する技術が集約されています。また、ライブラリー・番組交換用途を考え、ラベル貼りエリアを従来ケースより広くしています。
まとめ
HDCAM【LA】シリーズは、このように大切なカセットテープの品質を守るための様々な工夫が施されていますが、大切なHD映像を守るために以下のことには十分にお気をつけください。
1. ケースを開けるときには、正面が上になるように置いてか開ける。
縦方向の状態で開けるとカセットが勢いよく飛び出し、カセットにダメージを与える恐れがあります。
2. ケースを閉めるときには、カセットが正しい位置になっていることを確認してから閉める。
誤挿入して無理やり閉めると、カセットに負荷がかかりダメージを与える恐れがあります。
3. 輸送・保管時には縦方向に置き、メインロック・サブロックがかかっていることを確認する。
横置きにして予想外の強い衝撃があると、リールフランジとカセットハーフが当たり、テープエッジを痛める可能性があります。また、ロックが不十分ですとカセット落下につながる危険があります。
対象モデル(販売完了)
BCT- 124HDLA
BCT- 94HDLA
BCT- 64HDLA
BCT- 34HDLA
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