デジタル一眼カメラ α(アルファ)で動画撮影を楽しむ
2.タッチトラッキングとタッチフォーカス
動いている被写体にピントを合わせ続けるタッチトラッキング、ピンポイントで被写体を選ぶタッチフォーカス、どちらもタッチ操作で簡単にピントを合わせることができて便利です。
この映像では、タッチ操作の設定と、タッチトラッキングとタッチフォーカスの違いが確認できます。
* このページでは、α6400を使って説明しています。お使いのカメラによっては操作画面が異なったり、機能が搭載されていない場合があります。詳しくはお使いのカメラの取扱説明書やヘルプガイドをご確認ください。
[フォーカスモード]は[AF-C]、[フォーカスエリア]は[ワイド]に設定します。
タッチ操作を有効にしてから、タッチ操作時の機能を選びます。
- タッチ操作を有効にする
- MENU →(セットアップ)→[タッチ操作]→[入]を選ぶ。
- MENU →(セットアップ)→[タッチパネル/タッチパッド]→ [タッチパネル+タッチパッド]または[タッチパネル操作のみ]を選ぶ。
- [タッチトラッキング]または[タッチフォーカス]を選ぶ
- MENU →(撮影設定2)→[タッチ操作時の機能]→[タッチトラッキング]または[タッチフォーカス]を選ぶ。
動いている被写体を撮影するには[タッチトラッキング]がおすすめです。液晶画面でタッチした被写体にピントを合わせ続けます。追尾している被写体に白い枠が表示されます。歩いてくる犬にピントを合わせ続けます。
撮影中にピントを合わせる被写体をピンポイントで選びたい場合は[タッチフォーカス]を選びます。
液晶画面でタッチした被写体にピントが移動します。
ヒント
[記録方式]が[XAVC S 4K]の場合、[タッチトラッキング]を選択していてもスポットフォーカスになってしまう、または[タッチトラッキング]を選択できず、選択しようとするとカメラの液晶に以下メッセージが表示されることがあります。
「この機能は下記の状態では設定または実行ができません 記録方式 XAVC S 4K」
この場合、[プロキシー記録]を[切]にするとタッチトラッキングが可能になります。プロキシー記録は、XAVC S動画を撮影するときに、低ビットレートのMP4動画を同時に記録する機能です。プロキシー記録が不要な場合は以下の操作をお試しください。
MENU→(撮影設定2)→[プロキシー記録]→[切]を選ぶ。