Cyber-shot G1 徹底対談 映像クリエイター:小寺信良氏×モノマガジン編集長:帆足泰子氏
今までにない新たなデジタルスチルカメラとして誕生した、サイバーショットDSC-G1。写真を大量に持ち歩くというコンセプトを掲げ、デジタルスチルカメラの新たな楽しみ方を提案します。今回は、デジタルライターの小寺信良氏と、モノ・マガジンの編集長・帆足泰子氏のお2人にG1を体験いただき、その魅力について語っていただきました。
動画編 テキスト編
02:G1の実力1 2GB内臓メモリー
2GB内蔵メモリーで、G1がアルバムになる

小寺 「このG1は内部に2GBのメモリーを積んでいます。」

帆足 「撮り貯めというか、この中にすべて取っておけるというのが発想の転換ですよね。G1の中に集約させるというのが新しい。今までと違う発想で生まれてきているんだなと思います」

帆足 「これ、実際には何枚ぐらい入るんですか?」

小寺 「VGAサイズでこちらに転送したら、2万枚ぐらいかな」

帆足 「2万枚かぁ。大量ですよね」

小寺 「デジタルスチルカメラができてもう10年ぐらい経っていると思うんですが、最初から飛びついたガジェット好きな方って、かなり写真が貯まっているはずなんですよ。しかも一度に集めて整理した事ってきっとないと思う。そこで一度このG1の中に集めて、アルバムごとにソートして楽しんでみると面白いと思う」

帆足 「G1で撮るということだけではなく、今までの写真をG1に集める。それは面白いですね」

小寺 「G1に付属するアルバムエディターというソフトを使うと、写真にコメントを入れられるんです。これって昔のアルバムみたいで、お母さんとかが写真の下のほうにコメント書いてくれている感じで、それがまた良かったりするんですよ。そういう楽しみ方がもう一度復活しそうな感じがします」

帆足 「手作り感がするのはいいですよね。読み返したときに、『あ、そうそう、こうだったよね』って。それはすごい面白い」

小寺 「コメントも含めてこのG1に全部入れて、それこそアルバムごとG1で持ち歩くというコンセプトにもなるわけです」

帆足 「これがひとつのアルバムになるという提案は素敵ですよね。何と言っても2万枚もの写真が入るということになれば、毎日のように何枚も写真を撮っても楽しめるし、それを持ち歩いて、それこそ何冊分、何十冊分のアルバムを持ち歩く。これは面白い試みだと思いますね」

小寺 「これがフォトストレージだったら持ち歩くかと言われれば、持ち歩かない。カメラだから持ち歩くし、カメラだから液晶画面もある。その液晶画面でこれまで撮ったたくさんの写真をいつでも楽しめる。カメラだから写真を撮れるし、普段から写真もこれで見ている。今まで撮って見る、撮って見る、とひとつの小さな輪で完結していたものが、パソコンまで全部含めた大きな輪が描けているような感じです。そこがG1の新しいコンセプトなんじゃないかなっていう気がしますね」

帆足泰子氏
モノ・マガジン(ワールドフォトプレス刊)編集長。 趣味は子供の写真を撮ることで、特に子供を接写する ことが楽しみのひとつ。
小寺信良氏
映像クリエイターとしてテレビやCMで活躍する一方、デジタル系ニュースサイトなどでも執筆を行う。 趣味は壊れたフィルムカメラを購入して修理すること。
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