AIプロセッシングユニットを搭載することで、被写体の骨格情報を使ってその動きを高精度に認識することが可能に。カメラが姿勢推定技術を用いて処理を行うことで、瞳だけではなく人間の胴体、頭部の位置をより高精度に認識するため、後ろ向きの人物を捉えたり、マスクなどで顔が見えないシーンでも人物の頭部を認識し続けます。また、従来認識が難しかった画面内で人物のサイズが小さいシーンでも確実に狙った人物被写体を捉えます。顔が斜めのシーンや、遮光や逆光といった従来難しかったシーンでも、より高い認識精度で狙った人物を捉えます。
撮像エリアの81%をカバーする範囲に475点の像面位相差AFセンサーを高密度に配置。高い動体追従性に加えて、広いAFカバー範囲と高密度配置により、ピント合わせが難しい被写体でも瞬時に捉えて離さないオートフォーカスを実現します。
動画撮影中のきめ細やかなフォーカシングをサポートする「AFトランジション速度」と「AF乗り移り感度」も搭載。AFトランジション速度は、視聴者の視点を自然に操るラックフォーカスのような演出の際に有効で「7段階」の速度調整が可能です。「AF乗り移り感度」は、AF対象の被写体を瞬時に切り換えたり、あるいは、粘り強く追随する感度調整が「5段階」で設定が可能。どちらもあらかじめカスタムキーに割り当てておくことで、録画中も瞬時に設定を切り換えることが可能です。