3.5型、約276万ドットの大型タッチパネルを採用し、タッチトラッキングやタッチフォーカスに加え、メニューやファンクションメニューのタッチ操作が可能です。モニターは上下左右にスイングできるので、快適な視野角に調整できます。付属の液晶フードは、液晶モニターの上下の溝にスライドさせるだけで簡単に取り付けられ、フードを取り付けたままでもモニターを折りたたんで収納できます。ビューファインダーは、約236万画素、高コントラストの0.39型有機ELを採用。日差しを遮光してクリアな視界を実現します。
フォーカス・ズームの2連リングとIRIS・ND VARIABLEの2連ダイヤルは横並びに配置されており、フォーカス・ズームと同時に明るさの調整も簡単に行うことができます。機能を割り当てられる12個のアサイナブルボタンと同様に、レンズリングにアイリスを割り当てることができます(*)。
* レンズリングアサインは、2025年6月以降ソフトウェアアップデートで対応
AUTO/MANUALスイッチを切り替えることで自動的に設定を調整し、理想的な明るさとホワイトバランスを維持できます。AUTOに設定すると、オートNDフィルター、オートIRIS、オートゲインコントロール、オートシャッター、オートホワイトモードが有効になります。
HDMI Type A、USB Type-C(TM)、LAN、REMOTE端子など充実した各種インターフェースを搭載しています。『PXW-Z200』では、SDI(12G、6G、3G<Level A/B>、HD)出力、TC入出力に対応しています。ポストプロダクション時の負担を軽減するプロキシ記録や、複数台のカメラを運用する際に必要なTC/UB記録に対応しています。
また、記録メディアはCFexpress Type AメモリーカードとSDXCメモリーカードに対応したデュアルスロットを採用。スロットA、スロットBともに、CFexpress Type AメモリーカードとSDXC メモリーカードUHS-II/UHS-Iの両方に対応し、大容量のデータをより高速で記録することができます。
※ 仕様に誤りがあったため、訂正しました(2024年9月9日)
誤: SDI(12G、6G、3G<Level A/B>、HD)入出力
正: SDI(12G、6G、3G<Level A/B>、HD)出力
XLRタイプ端子とマルチインターフェース(MI)シューを介して入力を組み合わせることにより、最大4チャンネルのオーディオを録音できます。メニュー画面にアクセスすることなく、オーディオレベルダイヤルを使用して2つのチャンネルのレベルを調整します。マルチインターフェースシューアダプター「SMAD-P5」と合わせて、ワイヤレスマイクロホンシステム 「UWP-D」シリーズを使用すると、手間要らずで迅速に鮮明な音声を記録できます。
無償の「Monitor & Control」アプリを使用し、アングルをリモートで確認したり、撮影シーンをモニター・コントロールできます。録画、タッチフォーカス、IRISの調整などが可能です。
カメラをWi-Fiなどのネットワークに接続するだけで、撮影映像をRTMP/RTMPSやSRTで主要なライブストリーミングサービスや動画共有サイトにライブ配信が可能です。カメラマン1人で撮影から配信までを行う効率的な映像制作を実現します。さらに、ポータブルデータトランスミッター『PDT-FP1』とHDMIケーブルで接続することで、法人向け「Creators’Cloud」 のカメラ連携クラウドサービス「C3 Portal(シースリーポータル)」(有償)(*)への安定したストリーミングや、クラウド中継システム「M2 Live(エムツーライブ)」(有償)(*)によりマルチカメラによるライブ配信が可能になります。
* 一部の国や地域ではお使いいただけません。別途スマートフォン用アプリケーション「XDCAM pocket(エックスディーカム ポケット)」(無償)が必要な場合があります
充電器(別売)のBC-U1AまたはBC-U2Aを使用して、リチウムイオンバッテリー(別売) BP-U35、BP-U70またはBP-U100を急速充電します。「BP-U35」使用時のバッテリーの連続使用時間は約90分です。PXW-Z280、PXW-Z190、およびCinema LineカメラFX9とFX6とも互換性のあるバッテリーです。
冷却ファンを内蔵し、より効率よくカメラ内の熱を放出し最適な動作温度を維持します。