STORY

冒険家の聖地、南極点。
その壮大な自然と隕石調査の風景を超高解像度4K映像で記録する事がプロジェクトの目的。過酷な撮影環境下、激しい動きが求められる状況でも機動性高く、片手でのオペレーションが可能な4K対応カメラとしてPXW-Z100に白羽の矢が立った。

ブリザードが吹き荒れる屋外での撮影では、レンズ交換時の埃の混入や結露が致命的なトラブルを引き起こす。しかし、ボディ一体型Gレンズで広角から望遠迄カバー出来るPXW-Z100にはそのリスクが少ない。結果、２日間に渡る南極点での生活や隕石調査隊の貴重な活動を、スムーズなズーム動作によってダイナミックな映像として記録することができた。もちろん超高解像度撮影により今までの機材では捉えることができなかった物の質感や空気感、地吹雪に運ばれる雪の一粒一粒までもが鮮明に見える４K映像が歴史的意義の高いものとなったことはいうまでもない。

また、ハンズフリー撮影を主として同行したHDR-AS30Vは、過酷な環境下で小型軽量・耐低温といった利点をいかんなく発揮。手ブレ補正機能を活かし、冒険の行程をストレスなく冒険家目線で残すだけでなく、撮影後もGPSにより撮影動画と同期した移動軌跡の確認が可能となり、新しい冒険ログの形を切り開いた。

写真:撮影に使用されたPXW-Z100

写真:地理上の南極点とHDR-AS30V

写真:ベースキャンプがあるユニオン・グレージャー

西川茂樹

アドベンチャーTVカメラマン。山岳ガイド。国内外の山岳地帯・秘境での撮影に加え、ラフティング、ウインドサーフィン、マウンテンバイクといった激しいアクションのアドベンチャースポーツでの特殊撮影分野で高い評価を得ている。