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商品情報・ストアデジタル一眼カメラ αもっとαを楽しむ 一段階ステップアップ! Mr. イナバーの みんなのαレッスン
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効果的な構図/構図づくりのポイント
質問:構図を決めるときは、具体的に被写体をどう配置したらよいでしょうか、魅力的な写真になる構図のポイントを教えてください。

イナバー:構図は写真にとって、重要なポイントのひとつです。カメラの性能に関係なく、撮る人のセンスが発揮される、一番の腕の見せどころとなります。
露出が適正できれいに撮れていても、構図によっては単調な写真となってしまいます。ここでは、構図の基本についてお話しましょう。
■日の丸構図
まずは、画面の中央に主役となる被写体がある、いわゆる「日の丸構図」です。被写体の力強さや、主張をはっきり表現できる構図ですが、反面、単調なイメージになりがちです。
 
画面の中央に建物を配置した日の丸構図。レンガ造りのどっしりとした力強さを感じる。
 
画面の中央に観覧車の中心を配置した日の丸構図。安定感があるが、やや単調なイメージ。
■3分割構図
バランスの良い構図の基本です。画面を縦横3つに分割し、それぞれの交点のポイントのいずれかに被写体を配置すると、バランスのよい写真になります。
構図に迷ったら、この構図をイメージして撮影してみましょう。これを心がけることで、写真の上達が早くなりますよ!!
 
観覧車の軸を、3分割したうちの1点に置いて撮影。大きな観覧車の全景がイメージできる写真となった。
 
観覧車の軸を、右の写真とは反対のポイントに置いて撮影。大きな観覧車と青空の感じがマッチした写真となった。
 
この風景のアクセントとなる看板を、3分割した右下のポイントに置いて撮影。風景全体がひきしまる、効果的な構図。
 
1点だけでなく、複数のポイントにアクセントとなるものを配置しても、バランスのよい構図となります。
次の写真のポイントはどこでしょうか?ウェブサイトや雑誌を見ていて、「いい写真」をみつけたら、じっくりと構図のポイントを探してみましょう。魅力的な構図のヒントがきっと見つかるはずです。
 
■2分割構図(対比構図)
画面を上下や斜めで2分割する構図です。主役となる被写体と、背景やわき役となる被写体などの対比によって作る構図です。
 
日の出の写真。手前の木を、太陽と空との対比にすることで、写真にアクセントが生まれた。
 
ローアングルで撮ることで、ライトアップされた天井と背景の夜景が対比され、バランスのよい写真となった。
   
大樹を中央に配置。高さ感はるが、ありがちな構図となり、単調なイメージ。
 
横位置で木を左いっぱいに寄せて撮影し、風景の広がりを強調。
 
縦位置で木を下側いっぱいに置き、青空の高さを表現。
■シンメトリックな構図(上下左右対称の構図)
左右・上下を対称的に配置することで、安定感のある、きっちりした構図になります。
 
ジェットコースターのレールを中心に、支柱を左右対称に配置して撮影。安定感じのなかにも、高さと迫力を感じる構図となった。
 
並んだ三脚の椅子を、左右対称になるよう画面を切りとった。
小窓にディスプレイされたガラス細工を撮影。整然としたなかにも、テンポを感じる。
■斜め構図
カメラの構え方を少し斜めにすることで、遠近感やアンバランス感により、よりダイナミックな構図となります。写真に動きやインパクトを出したいときにおすすめの構図です。
 
ネオンサインを、目線の高さで撮影。それとなく撮れてはいるが、いまひとつインパクトに欠けた印象。
 
ネオンサインに近づき、さらに少し斜めに構えて撮影。遠近感じが生まれ、よりインパクトのある写真になった。
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