[紅葉編]プロカメラマンによる撮影テクニック | もっとαを楽しむ | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
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[紅葉編]プロカメラマンによる撮影テクニック
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焦点距離:200mm /F値:11.0 /シャッター速度:1/4秒
日中の屋外、特に自然の中では、光源といえば「太陽」です。まずは、太陽の向きを考えながら撮影することを、心がけるようにしましょう。
【順光】
撮影者が太陽を背にして、被写体に正面から光が当たっている状態です。色鮮やかで、見た目に近い自然な感じが出せます。一方で、立体感のない、平凡な写真になりがちな光の当たりかたでもあります。
【サイド光】
被写体の横・斜横から光が当たっている状態です。木々に影が出るので、風景に立体感が出ます。
【逆光】
撮影者が太陽のほうを向いて、被写体の背後から光が当たっている状態です。光が葉を透かして、輝くような写真を撮ることができます。
【晴天】
青い空や白い雲を背景に輝く、色とりどりの紅葉。紅葉が最も鮮やかに表現できるのは、やはり晴天時です。
【曇り】
くもりの日は、紅葉の鮮やかな色も出ません。ただし、くもりにはくもりの良さがあります。光がフラットに当たるので不要な影が出ず、しっとりと落ちついた表情になります。
【雨】
雨の日もよい写真を撮るチャンスです。雨の中では光がよりフラットになり、色もさらに落ち着いてきます。葉についたホコリが洗い落とされて、美しさも増します。
撮った写真を液晶モニタで確認して、目で見たイメージと色あいが違うと感じたら、「ホワイトバランス」を調整してみましょう。ホワイトバランスの設定は、「ホワイトバランスオート」にしておいても、充分にきれいな色の画像が撮れます。それでもあえて、日中の屋外では「太陽光」に設定して、必要に応じて設定を変えてみるのです。こうすることで、ホワイトバランスに対する感覚を養うことができます。例えば、くもり空の日なら「曇天(どんてん)」、または「日陰」にして撮影すると、自然な色あいとなります。状況や、伝えたいイメージによって使い分けてみましょう。
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